【漫画】もしも教室にテロリストが入ってきたら……誰もが妄想した“あるあるネタ”と切実な問題を描いたSNS漫画が話題

「みんなが同じ妄想をしてたら面白い」

――『もしも教室にテロリストが入ってきたらって妄想する話です』制作の理由を教えてください。

木村:一度ボツにしたネタで、ネタ自体は2年前からありました。最近自分のTwitterを見てくれる人も増え、個人的に好きなネタだったということもあり制作、発表することにしました。制作期間が足掛け2年の超大作です(笑)。

――「教室にテロリストが入ってくればな~」という妄想はあるあるネタですが、どのようにストーリーとして膨らませたのですか?

木村:「そういう妄想みんなするよね」って考えていた時、「同じタイミングでみんなその妄想をしていたら面白いかも」と思ったことが始まりです。同時に「“根本は解決していないが当人の感情は救われる”という状態が良いな」と思い、そういう着地になるよう膨らませていきました。

――いじめられっ子からすればいじめっ子はテロリストであり、「テロリスト来ないかな」と妄想している自分自身が実は誰かから見ればテロリストだった、という構造が秀逸でした。本作の明るくもあり、暗い空気感はどのようにして作ったのですか?

木村:題材がポップでありながらもネガティブなので、基本は笑える感じになるようにバランスを意識しました。

――ページごとに展開が素早く変わる内容でしたが、作品のスピード感のバランスはどのように意識しましたか?

木村:読者は本当にすごいので、読者頼りにしている部分が大きいです。そのうえでなるべく内容が伝わるように、読みやすくなるようにセリフを減らすなどしてスピード感を調整しました。

――最後に今後の活動について教えてください!

木村:自分のTwitterを見てくれると嬉しいです!あと、多分年内には何かあると思うので、気に留めておいてもらえればと思います!ありがとうございました!

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