作家・吉本ばななが綴る「生きる流儀」とは? 迷いながら生きる人に贈る、羅針盤のような一冊
1987年『キッチン』での鮮烈なデビュー以来、昭和・平成・令和を通し、名実ともに一流小説家として最前線に立ち続ける吉本ばなな。2022年には、『ミトンとふびん』にて谷崎潤一郎賞を受賞。そんな彼女が小説家として生きていく中で、自身の大切にしている流儀を記した最新著作『小説家としての生き方 100箇条』(NORTH VILLAGE)が、5月24日(水)に全国書店で発売された。
「どう生きるか」にこだわり、自伝中心の出版社を立ち上げ、自身も自伝『ワルあがき』(NORTH VILLAGE)を出版している編集者・北里洋平が吉本ばななの100箇条についてインタビュー。ときにユーモラスに、ときに辛辣に「小説家という人生」を振り返り綴った言葉が詰まっている。
「小説家」という枠にとらわれず、「自分自身の生き方を貫くこと」「ものをつくりながら生きるということ」「人生を色鮮やかに見る方法」「他者との関わりあい方」など、この混迷の時代において、自身の生き方を見つけられず、迷いながら生きるすべての人々にとって、羅針盤となるような一冊だ。
小説家であり、母であり、女性である吉本ばななの、過去と現在、そして未来の生き様を垣間見ることができる。
書籍情報
『小説家としての生き方 100箇条』 吉本ばなな著
発行: NORTH VILLAGE
発売: サンクチュアリ出版