『忍たま乱太郎』“初恋ハンター”がいっぱい? 土井先生、利吉さん…… 淡い恋心を抱いた頼れるキャラを紹介

『忍たま乱太郎』“初恋ハンター”がいっぱい?

 日々忍術修行に励む忍者のたまごたち、“忍たま”の日常や活躍を描いたアニメ『忍たま乱太郎』。初回放送開始から31年目を迎えた今も人気の衰えないロングヒットアニメだ。本作には“忍たま”だけでなく子供たちを指導する大人や上級生のお兄さんたちも多数登場するのだが、時に優しく時に厳しく接する彼らの頼りがいに思わずキュンとした覚えがある人も多いのではないだろうか。そこで今回は、『忍たま乱太郎』の“初恋ハンター”として話題にのぼることの多いキャラを紹介しよう。

頼れる先生に頼れるお兄さん……“初恋ハンター”といえばこの2人

 まず“初恋ハンター”を語るうえで外せないのは「1年は組」の教科担任、土井先生だ。火薬と兵法のスペシャリストで、高身長のハイスペックイケメン。いつも乱太郎やきり丸、しんべヱなどやんちゃな忍たまたちに振り回され胃を痛めているが、忍たまたちのことを大きな愛で見守り包み込んでくれる慈愛の持ち主である。土井先生の“良い人”エピソードといえば、身寄りのないきり丸を長期休みになると自身の家に寝泊まりさせてあげていること。しかも土井先生の家は広い屋敷などではなく、狭い賃貸である。ほかの生徒たちが親元に帰る長期休み、帰る場所のないきり丸は土井先生の気持ちがどれほど嬉しいことだろう。

 偉ぶることもなく、常に生徒のことを考えて行動する土井先生。気取らず落ち着いたかっこいい“大人”に淡い恋心を抱いた人は多く、ネット上では「土井先生と結婚したいとずっと思ってた」「子供の頃から土井先生好きだったけど、大人になった今見てもかっこいいわ」といった声が上がっている。

 登場回数は少ないものの、山田利吉を挙げる声も多い。彼は土井先生と同じ忍術学園1年は組の教師・山田伝蔵の息子で、フリーで活躍する忍者だ。フリーの忍者として売れっ子になるほどの実力の持ち主である一方で、山田先生が仕事で中々家に帰れないため洗濯物を受け取りに忍術学園に顔をだす家族思いの一面も。イケメンで優しく、その上山田先生の息子という“おいしい”ポジション……。好きにならない理由が見つからない。

下級生たちの面倒を見てくれる先輩たちもかっこいい!

 忍術学園でともに忍術を学ぶ先輩たちに初恋を奪われた人も少なくない。まずは6年生の善法寺伊作。穏やかな性格で面倒見が良く、乱太郎が所属する保健委員会の委員長を務めている。怪我人を見ると放っておけない優しさと不運に見舞われがちな可哀想さを持ち、その一方で中々の強かさも持ち合わせているなどギャップが満載。下級生たちのお兄さん的存在というところも、見ている乙女たちに恋心を抱かせるポイントだろう。

 また、4年生の平滝夜叉丸(たいらのたきやしゃまる)が初恋だという人も。うぬぼれが強い性格で、戦輪(輪っかの外側に刃がついた武器、チャクラムとも呼ばれる)を扱わせたら忍術学園No.1と自称している滝夜叉丸先輩。凛々しい眉毛とエキゾチックな顔立ちが印象的な美形の先輩だ。自分が美しいことは自覚していて、周囲に自慢することが多く少々やかましい性格。そんな性格ながら、「後輩のことをちゃんと見ているところがキュンとくる」との意見があった。

 総じて「頼りがい」や「優しさ」が魅力との声が多い『忍たま乱太郎』の“初恋ハンター”たち。『忍たま乱太郎』は子供向けアニメながら、視聴している年齢層よりも少し年上の“お兄さん”が多数登場する。そんなお兄さんたちに憧れ、気がついたら恋心を抱いていた…… そんなパターンが多いのかもしれない。

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