”呪われた”ファンが待望する『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第2期ーーあらすじとPVから注目ポイントを考察

 また、映像に映っていたものが何かと同じくらい「映像で何が語られていないか」も重要だ。そう、ボブことグエル・ジェダークの姿が無いのだ。第1期の最後で父親を手にかけてしまった後の彼がどうなってしまうのか。プラモデルの発売予定からダリルバルデの意匠を受け継いだ「ガンダムシュバルゼッテ」が登場することはわかっているのだが、この機体が持つ大型の武器がまるで処刑人の剣のようであり、彼がどのような形・姿で再登場するのか非常に気になるところだ。

 そして最後にスレッタである。最後のセリフで新しい約束をしているということなので、どうやらミオリネとは会話ができている模様。話し方からスレッタの真っ直ぐさは第1期と変わっていない。この元気なスレッタの姿は、安堵も感じるのだが同時に怖さも感じてしまう。どうしても彼女の母への狂信、そして第1期最後の笑顔と画面に広がる赤色が思い出される。これが今、水星の魔女が私たちに残している”呪い”だったのだ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる