『ONE PIECE』悪魔の実、食べるならどれにする? 3つのタイプから実用性を検証
『ONE PIECE』の見どころの1つといえば、悪魔の実の能力を駆使した戦いだ。異能を与える海の悪魔の化身と呼ばれる悪魔の実は、超人系(パラミシア系)と動物系(ゾオン系)と自然系(ロギア系)の3つのタイプに分かれている。
ネット上では「悪魔の実の3つの系統ならどれを選ぶか?」という話題で盛り上がっており、様々な意見が飛び交っていた。確かに実際に悪魔の実を食べるならどれがいいのかは悩むところ。果たしてどのタイプが実用的なのか、早速検証してみたいと思う。
作中では人気のロギアやゾオンは現実だと役に立たない?
自然系(ロギア系)は能力者の体を自然物、または自然現象そのものに変化させて自在に操れるようになる希少な種。作中でもマーシャル・D・ティーチやサカズキ(赤犬)、ボルサリーノ(黄猿)など強者たちがロギア系の能力者となっている。
しかしネット上では「実生活では役に立たない」「使いこなすのが難しい」など、日常という点においては否定的な声が多く見られた。一方で「交通事故に遭っても平気」「当たりを引けば移動が楽」など肯定的な声もあり、一概に実用性がないとは言い切れなさそうだ。
動物系(ゾオン系)は動物に姿を変えられるようになる種。カイドウを筆頭に百獣海賊団のメンバーやロブ・ルッチ、カクなどがゾオン系の能力者となっている。ゾオン系はパラミシア系やロギア系とは異なり、能力者自身の身体能力が変化する唯一のタイプだ。
だが、こちらもネット上では「体術前提なのがしんどいよね」「動物になっても特にメリットはないかも」など辛辣な意見が上がっている。だがゾオン系には古代種や幻獣種といった希少な種もあり、特に幻獣種はその動物にちなんだ特殊能力を持ったりするため人気が高いよう。また「動物ライフを謳歌したい」「巨大化したい」など、動物への憧れからゾオン系を推す声も見受けられた。
数が多いだけに当たりも多いパラミシア
作中で最も多くの種類が確認されているのが超人系(パラミシア系)だ。体がゴムになったり、透明人間になったり、地震を起こせるようになったりと多種多様な能力があるだけに、読者も実生活で役立ちそうなものが多い印象を受けているよう。
なかでも分身を出すことができるハナハナの実、隙間や背中など文字通り痒いところに手が届くバラバラの実については「実用的だ」という声が多く上がっている。男女で好みも分かれるが、美肌になれるスベスベの実やヨコシマな願望を叶えられそうなスケスケの実なども人気。また、使い方によっては世界を変えることができるマネマネの実も評価は高いようだ。
他にも相手を魅了するメロメロの実など、パラミシア系には現実でも使えそうなものが多い。いずれにしても様々な能力があるからこそ、3種類のタイプのうちどれか1つを食べるとしたら必然的にパラミシア系を選ぶ人は多くなるだろう。
どの悪魔の実も使い方次第では強力な戦闘手段となるが、アイデア次第で実生活の強い味方になってくれるかもしれない。これからも新たな悪魔の実は登場しそうだが、日常での使用方法という視点で見ると『ONE PIECE』がより一層面白くなるだろう。