佐々木希、3年ぶり『anan』表紙 「過去にとらわれて過ごすのは嫌」

佐々木希「過去にとらわれて過ごすのは嫌」

 モデル・女優の佐々木希が3年ぶりに表紙を飾る『anan』2215号が、9月2日にマガジンハウスより発売される。

 今号の特集は「心とカラダの整え方」。コロナによる絶え間ない緊張、ゆるむことのない残暑、例のないほどストレスフルなこの時期、心とカラダに溜まった夏のダメージ疲れをしっかり取り除き、心とカラダをリフレッシュする方法を研究。「夏疲れをデトックスする養生スープレシピ」「溜まったコリとだるさをオフするシャワーメソッド」「寝苦しさ解消のベッドタイムのヒント」「もやもや、イライラを整える目的別メンタルレッスン」などさまざまな手法で夏疲れを癒す方法を模索する。

 表紙および中面12ページのグラビアに登場したのは佐々木希。2日間、計4時間にも及ぶロングインタビューで今の心境について訊いた。

 撮影当日はリラックスした表情で、ふわりと舞う裾が優美な透け感ドレス、ポップなブラトップ&ショートパンツのヘルシーなスタイル、肩から腰にかけての柔らかなボディラインに沿う艶やかなミニドレスなどを着こなし、大人の女性の持つ多面体の魅力を見事に表現。佐々木希は、「雑誌の撮影は本当に久しぶり。だから密かに、結構気合を入れて体を整えてきました(笑)」とコメントしている。

 撮影後に行われたインタビューでは特集テーマ「心とカラダの整え方」に沿って、コロナ禍の中、食事、運動、服選びなど、生活リズムを整えるために心がけていることからスタート。心の整え方についての話の中では、デビュー当時、次から次へと舞い込んでくる仕事に対して前向きになれなかったこと、そこから考えを改めるようになれたきっかけ、さらには、話題は普段は語ることがないというプライベートにまで及んだ。

インタビューの言葉から

「カーテンを開けて、そこでまず深呼吸をして、顔を洗って歯を磨いて、好きな洋服に着替えて、髪を整えて、色付きのリップを塗って……というのが、私の朝のルーティン。外見をきちんと整えると、自然に心が前向きになれる。最近改めてそのことに気がついたので、まずはきちんと外見から整えて、一日を始めるようにしています」
「周りの方々にも、ハッピーで溢れていてほしいと思っています。家族もそうだし、仕事で会う人たちもそう。どうしたらそうなるのかな、と思ったときに、結局、“愛”なんだな、と気付きました。自分にも人にも、愛情を持つことが一番大事なんだと思います」
「今回のことがあって、周りのみなさんに私はどれだけ愛されているのかが、本当によくわかった。その愛を実感してから、人に助けてもらってばかりじゃなく、私自身も変わらなきゃ、と、少しずつ前向きになれたような気がします。過去にとらわれて過ごすのは嫌だと思いました」
「経験は、糧にしないともったいない。その一つとして、今回私が注いでもらったような愛情を、これから先、いろいろな人に返していきたいと思っています。私は、人の痛みや悲しみを理解し、寄り添える人になりたい。相手の言葉や感情に耳を傾け、話をする手伝いをするような、そんな人に憧れます」

■佐々木希(ささき・のぞみ)プロフィール
モデル、女優。1988年生まれ、秋田県出身。『所JAPAN』(フジテレビ系)にレギュラー出演中。自身のワンマイルウェアブランド『iNtimité』を手がける。

■書誌情報
『anan』2215号
出版社:株式会社マガジンハウス
発売日:9月2日
特別定価:650円(税込)
全国の書店、コンビニエンスストア、ネット書店で販売
https://magazineworld.jp/anan/ (毎週、発売日前日更新予定)

(C)マガジンハウス

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