小さなフグが作る巨大ミステリーサークルとは? 「さかなクン」も慕う松浦啓一先生が監修した図鑑

さかなクンも慕う先生が解説「魚図鑑」

 身近な生き物「魚」の“知っていそうで実は知らない”日常や秘密を学ぶことのできるイラスト図鑑『けなげな魚図鑑』が、エクスナレッジより発売された。

 監修を務めるのは、魚類学者の松浦啓一先生。魚の尾びれの形や本数、生息環境まで細かなところを正確に表現し、魚の新常識や知られざる生態も満載。さらに目で見てパッとわかる日本での生息地情報や、その魚が見られる日本全国の水族館情報が掲載してあるためガイド本としても使うことができる。夏休みのお出かけや自由研究にもピッタリの1冊となっている。

 小さなフグが作る巨大ミステリーサークルや、深海ザメの300本の歯など、貴重な写真で見せるサブカットも必見。

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■松浦啓一(まつうら・けいいち)プロフィール
1948年東京生まれ。水産学博士。専門は魚類学。国立科学博物館名誉研究員。日本魚類学会会長、日本分類学会連合代表、地球規模生物多様性情報機構(GBIF)副議長などを歴任し、海の環境についても言及してきた。国内外のさまざまな地域で魚類を採集・研究し、多くの論文を発表。2015年に報告した新種のアマミホシゾラフグは、「世界の新種トップ10」に選出された。主な著書・監修書に『したたかな魚たち』(KADOKAWA)、『小学館の図鑑NEO 新版 魚』(小学館)など。

■書籍情報
『けなげな魚図鑑』
監修:松浦啓一
出版社:エクスナレッジ
発売:2020年7月13日
価格:本体1,600+税

〈CONTENTS〉
ヒラシュモクザメ:ななめに傾きながらしか泳げない
クロソラスズメダイ:エサにこだわりすぎて海の中で毎日農業
サケ:放流されすぎて、体が小さくなってきている
カツオ:生きているときの模様はほとんど知られていない
マンボウ:のんびり昼寝に見えて冷え切った体を温めている and more!

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