著者自らM-1の舞台に立って取材、お笑いの世界を描く 小説『夢は捨てたと言わないで』

著者自らM-1の舞台に立って取材、お笑いの世界を描く 小説『夢は捨てたと言わないで』

 お笑いの世界を描いた『夢は捨てたと言わないで』が、2020年6月23日に中央公論新社より発売された。

 著者・安藤祐介が、自らM-1グランプリやアマチュアライブの舞台に立ち、お笑いの世界を描き出した渾身作。安藤は仕事小説を主戦場に、その痛快なストーリーテリングから「ポスト池井戸潤」とも評される。

 放送作家・鈴木おさむは、本作に対し「お笑いや芸人さんをテーマにした小説は非常に難しく、『おもしろいもの』がとても少ない。この物語は『お笑い実業団』という新たな切り口でアプローチし、それを魅せることに成功している。」と称賛。TikTokで阿部寛やウッディのモノマネを投稿し人気を集めるお笑い芸人・ラパルフェの都留拓也は、「この本は刺激と活力の塊です」と太鼓判を押した。

 本書のカバーは『クイックジャパン』などで芸人のポートレートを数多く手がけるカメラマン・オノツトムが撮り下ろした。

コメント全文

お笑いや芸人さんをテーマにした小説は非常に難しく、「おもしろいもの」がとても少ない。
この物語は「お笑い実業団」という新たな切り口でアプローチし、それを魅せることに成功している。
今までで何かしら夢を諦めた人たちが、読めばちょっと拳を握りたくなる。そんな物語。
(放送作家・鈴木おさむ)

夢は形を変えながらでも夢であり続けるのだな、こんなスーパーあったらいいな。社長が最高でした!
(愛ちゃん・石川滋一)

「自分は選ばれなかった」という言葉で言い訳せずに、自分で夢を選び、進み続けることの大切さに気づかせてもらった。
(愛ちゃん・加瀬順平)

いつの間にか彼らを応援していたし、応援されていた。この本は刺激と活力の塊です。
(ラパルフェ・都留拓也)

夢は諦めなくていい。誰かに託してもいい。そんな前を向くための秘訣を知れました。
(ラパルフェ・尾身智志)

■安藤祐介(あんどう・ゆうすけ)プロフィール
1977年生まれ。福岡県出身。2007年『被取締役新入社員』でTBS・講談社第1回ドラマ原作大賞を受賞。2019年『本のエンドロール』が「小説界のM-1グランプリ」こと本屋大賞で11位、惜しくもノミネートを逃す。執筆取材は体当たり派。本書『夢は捨てたと言わないで』では自らネタを書き、編集者とコンビを組み、お笑いライブにも出演した。他の著書に『営業零課接待班』『不惑のスクラム』『逃げ出せなかった君へ』などがある。

■書籍情報
『夢は捨てたと言わないで』
著者:安藤祐介
写真:オノツトム
装幀:岡本歌織(next door design)
出版社:中央公論新社
定価:本体1600円(税別)
<あらすじ>
吉祥寺のスーパー「エブリ」の社員・樫村栄治は元甲子園球児。だがプロ野球選手として大成できず、夢を捨てた過去を持つ。そんな栄治に社長から突如下った指令。それは店でバイトをしている芸人たちで「お笑いの実業団」を結成し、彼らをブレイクさせることであった。社長の思いとは裏腹に、いつまでも夢にしがみつく芸人たちを軽蔑する栄治。だが客のいない催事スペースで必死にネタをする彼らを見て、栄治の中で何かが変わっていく。

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