INIのバレンタイン企画、なぜここまでの熱狂に? メンバーの“本気”が打ち立てる圧倒的な再生回数
INIが2月7日、公式YouTubeチャンネルにて『[INI FOLDER] EP.138 マジ!バレンタイン2026〜前編〜』を公開した。
2026年で5回目を迎えたINIのバレンタイン企画は、メンバー同士がそれぞれ日頃の感謝や想いを寄せる相手にチョコレートを渡すという人気コンテンツ。過去に公開された7本の映像のうちの多くが100万回再生を突破するなど、毎年盛り上がりを見せている。そのくらい、MINI(INIのファンの呼称)にとってもはや風物詩とも呼べる名物企画なのだが、YouTubeのコメント欄を見ると、他アーティストファンからの「楽しみにしていました」という言葉も少ない。本企画を楽しみにしているのはMINIだけではないようだ。INIのバレンタイン企画はなぜ注目を浴びるのだろうか。これまでの動画を振り返ってみると、3つのポイントが見えてきた。
ひとつ目は、毎年ルールが変化していくこと。INIのバレンタイン企画動画は、ただ想いを寄せている相手にチョコを渡すのではない。どうすれば両想いになれるのかを考えながら渡す相手を決める、心理ゲームのような要素がある。初回となった2022年に公開された動画ではシンプルに手作りチョコを好きなメンバーに渡していたものの、2回目以降はルールが進化。渡すチョコを椅子取りゲームで決めたり、自分がもらいたい人のチョコを略奪したり、“両想い”になるまで何度も告白し続けたり……。独特なルールに戸惑いながらも、メンバーは本気で喜んだり悔しがったりするのだ。ちなみに、今年のバレンタインは「傷つくのはもう嫌だ!探り愛バレンタイン」と題して、相手の気持ちを探ることができる“LOVEサーチTIME”を導入。チョコを渡す前に、メンバーはお題に回答し、自分と相手の関係性を探り合う時間が設けられた。メンバーそれぞれが発表した内容が誰を指しているのか、推理していく姿がとても面白いため、ぜひチェックしてほしい。
ふたつ目は、気持ちを素直に相手に伝えていること。ここで初出しになるエピソードや、日々のコンテンツでは明かされない想いを聞けるのは、バレンタイン企画ならでは。ユーモアを加えながらも真剣に想いを伝える様子を楽しみにしている人も多いのではないだろうか。筆者が印象に残っているのは、2024年に公開された「君と僕の"MATCH UP"バレンタイン」後編での、許豊凡が後藤威尊へ想いを伝えるシーンだ。許から贈られたのは「威尊と目線が合った時、いつも威尊がたぶん無意識的にうなずいてくれるあれ(行動)にいつも救われています。いつもありがとう」という言葉で、少し照れた表情を見せた後藤。視聴者だけでなく、INIのメンバーにとっても、きっとバレンタイン企画は大切な瞬間になっているに違いないと感じられる場面だった。
3つ目は、物語がある点だ。毎年のようにバレンタイン企画を行っていると、この企画自体に物語が生まれてくるもの。2022年~2024年まで3年連続で“両想い”となっていた池﨑理人と髙塚大夢の“りひろむ”ペア、一途に池﨑を想い続けるがなかなか成立しない西洸人、モテモテな池﨑と後藤、チョコをもらえずにバレンタインを終えてしまうことの多い尾崎匠海など、この企画ならではのストーリーが生まれてきた。定番の“両想い”ペアが誕生するのか、それともリベンジが成功するのか、チョコを受け取れない人が現れるのか、SNSでも様々な予想が寄せられていた。
これまでたくさんの人々に笑顔を届けてきたINIのバレンタイン企画。メンバーが悩み、自分の言葉で相手に想いを伝える“本気さ”こそが、人気の理由なのかもしれない。そんな大人気企画なのだが、2月7日に公開された映像には「INI VALENTINE 2026 -THE FINAL-」と表記され、今回が最終回の可能性も。YouTubeのコメント欄やSNSでは「すてきな企画をありがとう」という感謝の言葉とともに、「終わらせないで」や「来年もぜひお待ちしてます」といった存続を願う声も多い。来年以降どのような動きを見せるのか、注目したい。


























