尾崎匠海、許豊凡、木村柾哉ら続々出演 INI、2025年の俳優業での快進撃を振り返る

 INIの許豊凡が、2026年1月からスタートする橋本環奈主演の月9ドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系)に研修医役として出演することが発表された。許は2025年7月期のドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(フジテレビ系)で本格的な俳優デビューを果たし、12月13日より放送がスタートしたドラマ『火星の女王』(NHK)には管制官役として出演している。INIは、他のメンバーもドラマや映画に出演しており、2025年はINIの俳優活動が活発だったと一年と言えるだろう。そこで今回は、2025年のINIの俳優活動を振り返りたい。

許豊凡

 中国語・日本語・英語・韓国語の4カ国語を操るマルチリンガルである許。演じる役にも、彼のバックグラウンドが活かされていることが多い。ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』で演じたのは、教育熱心な厳しい親に育てられた中国出身の弁護士。役について許は「まさに自分。演じるというより自分のストーリーでした」と答えている(※1)。また、現在放送中のドラマ『火星の女王』で演じているのは人類の地球外惑星移住を推進する国際機関という設定であるISDA日本支局の管制官。「撮影現場ではいろんな国からの役者の方々が集まって、いろんな言語の会話がリアルタイムに飛び交っていました」と話していることから、国際色豊かな現場で撮影されたことがわかる(※2)。そして、2026年1月からスタートするドラマ『ヤンドク!』で許が演じるのは上海から来た研修医のソン・リーハン。「僕自身と出身地や来日した背景が近い」「名前の中国語に関しては、実は僕とスタッフさんと一緒に話し合って決めたものです」「どこかソンは自分の分身のように感じます」とのコメントもあり、今回も自分の経験を生かした演技に期待が高まる(※3)。

池﨑理人

 INIで主にラップを担当する池﨑理人は、5月30日に公開された映画『BADBOYS -THE MOVIE-』で俳優デビューを果たした。演じたのは、主人公・桐木司(豆原一成 / JO1)と運命的な出会いを果たし、チームメイトとして陰ながら司を支える、兄貴肌な川中陽二。役に対して池﨑は、「グループの中では一番くらいにメンバー愛が強い男なので、そこが一番似ている」と語り、「こうありたいと思うような人間」とも説明している(※4)。自分らしさと理想の自分を同時に演じることで、自身の成長にも繋がったはずだ。

髙塚大夢

 美しいボーカルでINIを引っ張る存在の髙塚大夢
は、7月期ドラマ『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』(フジテレビ系)で民放連続ドラマ初のレギュラー出演を果たした。演じたのは、主人公の看護師・浅田南が勤務する病院の同僚で後輩の看護師。SNSやYouTubeを通して男性看護師という仕事について勉強したことがインタビューで明かされている。続く10月期ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系)ではドラマ内に登場する仲良し従姉弟インフルエンサーを演じ、クランクアップの際には「自分も一つ成長できたのかな」と語っていた(※5)。

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