INI、MINIとともに駆け抜けた2025年 記録と経験を手に迎えるデビュー5周年はどうなる?
INIが1月2日から1月12日にかけて、SHIBUYA109渋谷店、MAGNET by SHIBUYA109、SHIBUYA109阿倍野店とコラボレーションし、『SHIBUYA109 × INI WINTER SALE』『MAGNET by SHIBUYA109 × INI WINTER SALE』を開催する。セール期間中は、本キャンペーンの撮り下ろしビジュアルが各施設の館内外に掲示されるほか、ポップアップストアのオープン、チェキなどが当たるプレゼント企画を展開。イベントスペースでは、INIメンバーのソロフォトスポット、推し活ゾーン、メンバーへ想いを伝えるメッセージボードが期間限定で登場するなど、さまざまな取り組みが行われる。2022年のウィンターセール以来4年ぶりとなる年始のSHIBUYA109とのコラボ発表に、MINI(INIのファンの呼称)からは歓喜の声が寄せられた。2025年の飛躍の成果とも言えるビッグイベントに、大きな期待が寄せられている。
2025年のINIは、グループの強みが発揮された年だったように感じる。6月25日にリリースされた3rdアルバム『THE ORIGIN』の新曲6曲は選曲段階からメンバーが携わり、収録曲「Potion」にて池﨑理人が単独作詞、許豊凡が「Pineapple Juice」、松田迅が「What A Night」でそれぞれ作詞に参加した。藤牧京介は本アルバムの制作から「ようやく自分たちのやりたいことを深く話し合って、意見を出せるようになってきた」(※1)と語っており、彼らにとって強い想いが詰まったアルバムであることがわかる。また、西洸人はアルバムの収録曲について「“観る楽曲から聴く楽曲”に変化しているのかな」(※2)と説明。INIらしさを大切にしつつ、メンバー自身も変化を実感できたようだ。
発売から4日でミリオンを達成したウィンターシングル『THE WINTER MAGIC』では、タイトル曲「Present」の作詞を池﨑と西が手がけ、収録曲「U MINE」では許が、「WISH」では尾崎匠海が作詞に参加している。さらに、INI初のドキュメンタリー映画『INI THE MOVIE「I NEED I」』の主題歌「君がいたから」には、池﨑、尾崎、後藤威尊、佐野雄大、髙塚大夢、藤牧の6人が作詞に参加した。今作で初めて作詞に挑戦した後藤は、今回の作詞にあたって「このまま楽曲制作に全く携わらないのは違うな」(※3)と感じていたそう。今回の経験は、きっと2026年以降にも活かされるはずだ。
ライブとしては、アリーナツアー『2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]』を開催。ここでも「僕たちもかなり演出制作に参加しました」(※4)と池﨑が明かしている。バンテリンドーム ナゴヤで3日間開催された追加公演『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]』では、木村柾哉、後藤、髙塚、田島によるバンド演出を披露。INIの新たな武器の誕生に、多くのMINIが熱狂したに違いない。この時の公演を振り返って田島将吾は、バンテリンドーム ナゴヤ公演にて「このペンライトの光、全員MINIなんだよな、こんなに集まってくれるんだな」(※5)とMINIの存在を強く感じたそう。デビューして4年、支えてくれたMINIと一緒にたどり着いた二度目のドーム公演は、INIの“革命”を強く刻み込むものだった。
INIは、グループとしての強みを“メンバー11人の個性”と“MINIの存在”を挙げることが多い。楽曲制作やライブの演出で個性を出しながら、MINIと力を合わせてウィンターシングル『THE WINTER MAGIC』がグループ最速でミリオンに到達した彼ら。“これぞ今のINI”を世界中に発信できた1年だったのではないだろうか。
INIは2月24日に2nd写真集『Viva la vita』(講談社)を発売し、さらに、西、田島、髙塚、後藤、佐野、池﨑は、JO1の與那城奨、白岩瑠姫、河野純喜、佐藤景瑚、川西拓実、金城碧海とともにサッカー日本代表「最高の景色を2026」のオフィシャルアンバサダーを務めるスペシャルユニット・JI BLUE(ジェイアイブルー)を結成し、活動していくことになる。その先に待つ景色は、どのようなものなのだろうか。デビュー5周年を迎えるINIの進化に期待してやまない。
※1:https://realsound.jp/2025/10/post-2202094.html
※2:https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/41659?page=4
※3:https://realsound.jp/2025/10/post-2204494.html
※4:https://realsound.jp/2025/11/post-2225615.html
※5:https://realsound.jp/2025/11/post-2221205.html


























