Number_iにとって“ツアー”はどんな意味を持つのか? 舞台の裏側でメンバーが見せた成長と更新の姿を観て

Number_iが昨年10月から12月にかけて行った全国ツアー『Number_i LIVE TOUR 2024 No.Ⅰ』。その映像作品が、7月28日にリリースされる。
『Number_i LIVE TOUR 2024 No.Ⅰ』は、昨年1月にデビューしたNumber_iにとって初のライブツアーだった。ツアーの最終地はさいたまスーパーアリーナ。12月24日から26日の3日間にわたる公演のうち、クリスマスイブにもあたる初日の模様はPrime Videoにて生配信され、多くの人が彼らのライブを見届けた。
簡単に公演を振り返ると、ライブはツアータイトルにも含まれるアルバム『No.Ⅰ』のリードトラック「INZM」で幕を開けた。大雨に打たれていることを想起させる、ステージの上から大量に水が降り注ぐ演出が没入感を高める。デビューからの活動を振り返るようなコミカルな映像を時折挟みながら、ライブでは結成からの一年で発表したほぼ全曲を披露。そのなかには、『No.Ⅰ』に収録されている平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太それぞれのソロ楽曲や、アンコールで撮影を許可したうえで歌われたファンへのメッセージソング「iLY」もあった。デビュー年の締めくくりに開催されたこともあり、グループの一年の集大成とも言えるツアーだった。
そんな華やかな舞台の裏側が、Prime Videoで配信中のドキュメンタリー作品『THE_i -what is Number_i-』にて見ることができる。ドキュメンタリーの第3話では、演出を踏まえながら、どのタイミングでどの曲を披露するのか、制作スタッフとともにライブの構成を練る3人が映し出されていた。会話の内容から、観る者の心情を想像しながら最適な流れを模索していることが伝わってくる。ステージセットや幕間映像などは、かねてからライブの演出に携わってきた神宮寺が中心となり決めていったのだという。






















