SixTONES、サブスク解禁がもたらした楽曲再発見の連鎖 6人の歌唱力にも注目
「マスカラ」に加え、今回バイラルチャートにランクインした中で、Spotifyの人気曲10曲を見るとひとつの傾向が見えてくる。それが、SixTONESのジャンルを横断するダイナミックな楽曲構成だ。彼らの楽曲には、HIPHOP、オルタナティブ、R&B、ロック、ジャズなど多彩なジャンルが混在したサウンドプロダクションが施されている。パフォーマンスの見せ場も考えたゆえの構成なのかもしれないが、パフォーマンスも含めて楽曲の視覚的効果も強く、音と映像が同時に聴き手に残り、拡散を促しているのではないかと考察する。
そして、もうひとつの傾向が、既存リリース楽曲への再評価だ。ジュニア時代からの「JAPONICA STYLE」やデビューシングル表題曲「Imitation Rain」(2020年)など、ファンの間で長く愛されてきた楽曲がサブスクという場で再発見され、新たな層に評価を受けているのだ。
サブスク解禁がSixTONESにもたらしたのは、単なる楽曲の解放ではなく、楽曲再発見の連鎖。バイラルチャートのアクションが、それを証明している。
※1:https://charts.spotify.com/charts/view/viral-jp-daily/2025-06-04























