SixTONES 髙地優吾が持つ“現代にぴったり”のリーダーシップ 優しくまとめる新しい先輩像

 5月28日放送の『ニノなのに 2時間スペシャル』(TBS系)に、SixTONESの髙地優吾、なにわ男子の西畑大吾らが集結し「5ノなのに」というグループを結成し、5人で力を合わせて陸上選手に挑んだ。

 その道を極めた達人に5人がかりで立ち向かう新企画「5ノなのに」。髙地、西畑に加えて、戸塚祥太(A.B.C-Z)、ジュニアから菅田琳寧(B&ZAI)と安嶋秀生(少年忍者)の5人が、かつて『箱根駅伝』で活躍した神野大地のイチオシ選手・栗原直央と1000m走で対決した。

 「5ノなのに」の企画を聞いた髙地は、開口一番「ダサいね~」とツッコミを入れ、「語呂もあんまりよくない」と言えば、西畑も「適当ちゃいます?」と相次いで笑いを誘う。ナレーションでは「紹介前なのにタイトル批判がすごい」とツッコミが入るなど、早速、この番組らしい“なのに”という状況を作り出した。

 その後も、最年長メンバーの戸塚は「自分がここにいることがまだ理解できてない」と話すと、髙地が「戸塚くん、バラエティで見ることがないんです」とコメント。台本を読んだ際に出演者に戸塚の名前があって驚いたという髙地のエピソードによって、バラエティでの戸塚の希少性が視聴者にも伝わった。また、スタッフからマラソン経験について聞かれると、髙地は「琳寧はさ……」と話を振り、菅田と安嶋の『オールスター感謝祭’22』(TBS系)内コーナーで2人が挑戦していた赤坂5丁目ミニマラソンの活躍ぶりを引き出した。髙地が「赤坂走ってるイメージあるよ」と続け、視聴者の記憶を結び付けるようなコメントをするなど、冒頭から髙地が中心となってトークが繰り広げられた。

 先輩と後輩に挟まれた中堅ポジションとして髙地が話題を振ることで、メンバー全員の人柄が視聴者に伝わったのに加え、企画やスタッフにまでツッコミを入れることによって、“番組VS5人”という構図が浮かび上がり、挑戦企画ならではの受け身ではない“挑む”姿勢が伝わってきた。

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