Number_i、『SONGS』で明かした独創的な作品を生む必然 目標を決めない理由と信頼関係の強さ

「Number_iを支える原動力とは?」という質問には、3人とも作品を受け取ってくれる人やファンの存在を挙げ、自分たちが生み出したものにどんな反応があるのか楽しみだと語った。さらに、「音楽を作るうえで譲れないもの」として、「こだわりを持つこと」(神宮寺)、「『同世代で、ボーイズグループで、僕たちみたいなのいないよね』っていうのは、毎回意識して作らなきゃなと思っている」(平野)、「常に新鮮さを心がけたいですし、『これってNumber_iだよね』っていうのを作っていきたい」(岸)と答えた3人。彼らのこうした考え方が、毎回驚かされるような独創的な作品を生むことに繋がっているのだろう。
最後に今後の目標を問われると、平野は「あえて決めていないと言いますか」と、常日頃変化していくマインドや好みを柔軟に活かせるグループになりたいからこそ、具体的な目標は決めていないことを明かした。一方で、「多くの人に僕たちの魅力だったり、音楽を届けたいっていう気持ちはずっとあるので。たくさんの人に聴いてもらえるようになったら嬉しい」と期待を込める。そんな言葉を聞きながら、グループの可能性は無限に広がっているように思った。ここからどんなふうに進んでいくのか、彼らもまだわからない。わからないからこそ面白いのかもしれない。
そんな意気込みに、「あと、神宮寺をかわいがらなきゃって(笑)」と付け加える平野。「そこ、目標にまで据えなくていいと思いますけどね(笑)」とツッコむ大泉の横で、「大切です」と念を押す神宮寺。3人の関係性を微笑ましく思いながら、Number_iが歩む未来にますます期待が募る放送だった。

























