BEYOOOOONDS、「灰toダイヤモンド」首位はじめ各部門で存在感 2024年版ハロプロ楽曲大賞を振り返る
MV部門
今回の1位は、BEYOOOOONDS「灰toダイヤモンド」。楽曲部門とのダブル受賞となった。また、2位に「Go City Go」、8位に「フックの法則」と、楽曲部門と同じくBEYOOOOONDSの楽曲がベスト10に3曲が入る結果となった。
4位にランクインしたのはモーニング娘。'24「勇敢なダンス」。アルバム『Professionals-17th』のリードトラック的な1曲で、石田をはじめとしたメンバーたちのダンスパフォーマンスが見どころの映像となっている。9位のJuice=Juice「今夜はHearty Party」は、リリース自体は2025年2月だが、MVは先行公開されていたため、ランクインしている。メンバーたちのオフショット的な映像が見どころのひとつだ。
YouTube部門
ハロプロに関連した動画を投票対象としたYouTube部門、今回の1位は、BEYOOOOONDS「灰toダイヤモンド」のStage Practice Ver.だった。同曲は楽曲部門およびMV部門でも1位になったが、この動画は練習スタジオでの一発撮りで、よりグループの実力がわかると評判のコンテンツだ。
2位は、話題を集めた『THE FIRST TAKE』へモーニング娘。'24が出演した際の動画。3位は「Juice=Juice植村あかりがメンバーにワッペンキーホルダーを作る!」で、当時グループ卒業を予定していた植村が、コンサートツアー衣装に付けるワッペンキーホルダーを自作するという内容。メンバーそれぞれへの思いを込めた制作過程や、実物を渡されたメンバーたちのリアクションなどが見どころの感動的な動画だ。
他には、山﨑愛生(モーニング娘。'24)がパンダを見に行く「パンダさんだいすき!!」系の動画や、里吉うたの(BEYOOOOONDS)がサンリオピューロランドでの過ごし方をレクチャーする動画など、個々のメンバーの好きなものに焦点を絞った作りの動画も目立つ。
推しメン部門
楽曲大賞の参加者による一推しメンバーを集計した推しメン部門になる。これがそのまま実人気ランキングに重なるとはいえないが、ひとつの指標ではある。
今回の1位はBEYOOOOONDSの平井美葉。彼女が1位を獲得するのは初である。ハロプロファンの割合に女性ファンが増えたと言われて久しいが、確かに前回1位だった加賀楓(今回は8位)や、その前まで長年連続1位に輝いていた佐藤優樹(今回は2位)など、女性ファンからの支持が高いとされているメンバーが推しメン部門の上位にランクインする傾向は毎年ある。その傾向が引き続いていると見ることもできるし、他部門でのBEYOOOOONDSの勢いがそのまま追い風になったと見ることもできる。
3位の石田亜佑美、5位の川村文乃など、卒業していったメンバーが上位にランクインするのも毎回の傾向。そんな中、4位にJuice=Juiceの松永里愛が浮上してきたのは注目に値するだろう。彼女は前回7位であり、着実に順位を上げてきている。
以上、2024年度のハロプロ楽曲大賞の結果を振り返ってきた。2025年については、早くもBEYOOOOONDSの新曲「Do-Did-Done」が高い人気を集めているほか、ロージークロニクルの3月メジャーデビューシングルも今後の動向に期待できる。また、ハロプロ研修生の林仁愛が歌ったゲーム『メメントモリ』キャラクターソング「ShyなDestiny」が今年の「ハロプロ楽曲大賞」の何位にランクインするのかも楽しみである。
それでは今年末の「第24回ハロプロ楽曲大賞'25」にて、皆さんの投票をお待ちしています。

























