Travis Japan、グループのバラエティの面白さは? 全力だからこそ不思議な運が味方をする瞬間

 1月22日、Travis Japan初の冠番組『Travis Japanのバラエティだぜ!!』(中京テレビ)が初回放送を迎えた。この番組は、エンターテイメントの追求者でありステージに生きるTravis Japanが、“箱の中身は何だろな”や“わさび寿司”、“電気ビリビリ”など王道のバラエティ芸に表現者として挑むことでパフォーマンスの武器を新たに身につけていくというアーティスティックバラエティ番組。進行役に青木源太アナウンサーを迎え、“見届け人”とされる芸人もゲストに招く。1月17日からprime videoにて独占配信されていたが、いよいよ地上波放送を迎えた。

 メンバーが鉄板ネタに挑戦していく今回の番組。Travis Japanといえば、事務所として初めての全世界デビューを果たし、高いダンススキルが魅力で、おしゃれなグループである印象がある人もいるかもしれないが、実はジュニア時代から今までのYouTubeの企画を振り返ると、ローション相撲や全身タイツ、白塗りなど体を張ったものに挑戦してきていた。また最近ボーイズグループのバラエティ企画として定番になりつつある“はぁって言うゲーム”などちょっとした演技が必要になるような企画にも恥ずかしがったり斜に構えたりせず、全力で取り組んでいく姿が彼らのバラエティの魅力として挙げられる。

 番組取材の中で最も活躍しそうなのは誰か聞かれると、松倉海斗は「リアクションが素直に大きく出るところが良い」と中村海人を指名。そんな中村は、いつもメンバーの言動に対して思い切り笑ったり堂々と煽ったりと、正直で無邪気なリアクションで企画を盛り上げるメンバーだ。トップタイには吉澤閑也と七五三掛龍也が選出。様々なギャグを持つ吉澤は「スベっているときも含めてお笑いですから!」とコメントし、無茶振りにもいつも全力で対応する貪欲さでグループのコメディ担当を全うしている。

Travis Japan【大食いチャレンジ】回転寿司を食い尽くせ!!

 一方“かわいい”イメージを覆すことを期待された七五三掛は「番組で自分のギャグが生まれたら、コンサートで披露するかも」と、番組のテーマの通りパフォーマンスに繋げる意欲を見せた。かわいらしさでいえば、彼らのYouTubeで現在最も再生回数の多いバラエティ動画である大食い企画「Travis Japan【大食いチャレンジ】回転寿司を食い尽くせ!!」では、中村に「全然食わんもん! そんなかわい子ぶってさ~」とイジられると、「なんでそうやって悪者にするの!? 人の胃袋はそれぞれじゃん!」と即座に言い返すようなキレの良さと気の強さを見せた。時々毒舌な一面もある七五三掛がTravis Japanのバラエティのスパイスとなっていくだろう。

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