手越祐也加入発表で話題、XYの2年を振り返る YOSHIKIプロデュースグループの運命は?
YOSHIKIがプロデュースするボーイズグループ XYに新メンバーとして手越祐也が参加することが発表された。手越は9月29日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に4年ぶりに登場。多くの反響が寄せられたばかりということもあり、このニュースには&Z(XYファンの呼称)のみならず、多くの人から驚きの声が寄せられている。手越はソロ転向後も精力的に音楽活動を続けており、アーティストとしての実力は折り紙付きではあるものの、オーディション番組放送から数えるとすでに2年近く活動を続けるXYを応援してきた&Zからは、戸惑いの声も上がっていることも事実だ。実力もネームバリューもある手越の加入発表は、XYの運命をどのように変えていくのだろうか。
XYは2022年10月より配信されたオーディション番組『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』(Hulu)で結成された13人組ボーイズグループ。YOSHIKIはプロデューサーとして立ち会い、メンバー一人ひとりと向き合いながらメンバーを選定してきた。その放送中、モデルや俳優としてキャリアを積み、今回のオーディションに参加してバンドメンバーとしてデビューの準備を進めていたYOSHIが交通事故で急逝。この知らせを受けたYOSHIKIは強いショックを受け、X(旧Twitter)で「まだ信じられない、悲しい、彼はすでにスターであり、素晴らしい人だった 自分は彼をより大きなスターにできると確信していた」(※1)と投稿。YOSHIKIだけでなく、メンバーにとっても大きな衝撃を与える出来事となった。その後、YOSHIの想いを胸に13人のメンバーでXYが結成されたのだ。
2023年3月4日に『第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション2023 SPRING/SUMMER』に登場したのが彼らの初ステージとなった。ここで披露された「Crazy Love」がデビュー曲となるが、もちろん楽曲の作詞、作曲、プロデュースを手がけたのはYOSHIKI。さまざまなボーイズグループが登場している昨今においては珍しくどこか憂いを帯びた「Crazy Love」はXYならではの独自性を持っていて、他のグループにはない唯一無二の魅力を放っていた。