BOYNEXTDOOR、日本1stシングル『AND,』で伝えるONEDOORへの愛 リスニングイベントを振り返る
メンバーは、今回いちばん聴いてほしい歌詞に〈口説いてくるやつ〉〈You’re my lady 君さ〉などを挙げていたが、なかでもJAEHYUNは韓国語バージョンのリリース時にもこだわったと話していた自作のラップパートを選択して1フレーズ歌い上げる。SUNGHOも韓国でのデビューショーケース時に聴いてほしいポイントとしていたラストサビ前の四段高音〈苦しいほど叫ぶ you〉をそれぞれ紹介。そのほかにも、〈君は火花・星・風と花/地球・火・風より I need you more〉の部分では、韓国語では一語で「火災」「炎」「火花」のすべてを意味する「불꽃」というワードを、日本語バージョンでは「火花」に変換され、青春らしくはじけるような恋のときめきのイメージをより明確にしていたり、「空が高いとは知らずに生きていた=井の中の蛙だった」と訳される韓国語詞が日本語詞では〈空より高いプライドで生きてた〉と訳されていたりと、日本語だからこそ感じ入ることができる言葉の表現方法にも注目して楽しめるのではないだろうか。
続けて、「ONEDOORが来てくれたので、(『AND,』収録の)日本オリジナル曲のタイトルを発表します!」とリーダーのJAEHYUNが進行すると、メンバーの視線は先日のWeverse LIVEの配信中に同タイトルのスポ(ネタバレ)をしてしまったSUNGHOへ集中。「日本オリジナル曲のタイトルは、SUNGHOさん、なんですか!?」と詰め寄られ、「日本オリジナル曲のタイトルは『GOOD DAY』です!」と満を辞して発表できたSUNGHOに会場は沸き立った。
「GOOD DAY」は“別れを経て戻ってくるその日常を楽しもう”という曲で、RIWOOは日本語で表現すると「今日も一日いい日にしようね」になると紹介してくれた。照れたように「ぴょんぴょんっ!」と効果音をつけ、会場に漏れ出る「かわいい〜」を引き出す瞬時のあざとさは、さすがの一言だ。最後には「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」を生パフォーマンスし、日本のONEDOORとすぐ近くで交流できる貴重な経験を楽しんだ。
この日集まったONEDOORに対し、「楽しい一日になりました! 日本デビューシングル『AND,』、たくさん期待してください!」(TAESAN)、「日本語の勉強頑張ります。僕が日本語で告白したら、次はちゃんと受け止めてください」(LEEHAN)、「いつもは皆さんが僕たちに会いにきてくれてプレゼントをもらっている気分でした。今回は会いにきて、皆さんにプレゼントをあげられている気がして嬉しいです」(RIWOO)と思い思いのメッセージを伝えたメンバー。WOONHAKは「実は今日のために本当に日本語で準備してきたんですけど、いざステージに上がるとすっかり忘れてしまいますね。残念です」としながらも、「日本でいろんなところに行く予定なので皆さん楽しみにしてきてください!」と笑顔で話していた。
BOYNEXTDOORは、8月18日の『SUMMER SONIC 2024 TOKYO』など、数々の音楽イベント/フェスへの参加に加え、7月13日には『音楽の日2024』(TBS系)への出演も決まっている。日本で待ち受ける盛りだくさんの夏の予定に期待を膨らませる様子の6人だが、彼らがあらためてその魅力を認識させてくれる「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」、そして日本1stシングル『AND,』は、暑い毎日を爽やかに彩るこの夏のテーマソングとなること間違いなしだ。
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