海老原鼓、髙畠百加、高見文寧……『日プ女子』、練習生たちの“歌唱力”に集まる注目
このように魅力的な歌声を持つメンバーに熱い視線が注がれているという点に着目してみると、これまでのオーディション番組においても、同じような現象があったことに思い至る。
例えば、IZ*ONEを生み出した『PRODUCE 48』では、歌唱面で注目を集めたメンバーとして矢吹奈子の名前が挙げられる。特に、チームを逆転勝利に導いたGFRIEND「LOVE WHISPER」のパフォーマンスは、クリアで伸びやかな高音域の歌声で、矢吹自身の評価も最低ランクのFから最高ランクのAへと急上昇。YouTubeに投稿された公式のパフォーマンス動画は、公開からすでに5年が経っているにもかかわらず、現在でも矢吹を賞賛するコメントが書き込まれるほど爪跡を残したパフォーマンスとなった。
また、NiziUを生んだ『Nizi Project』でのMIIHIの存在感にも言及が欠かせない。MIIHIのパフォーマンスには、高音域まで安定した歌声と、思わず目で追ってしまう魅力的な表情を賞賛するコメントがSNSやYouTubeの公式動画に溢れていた。Wonder Girls「Nobody」を披露した個人レベルテストでは、これまでの可愛らしい雰囲気から一変して大人っぽいステージに。プロデューサーのJ.Y. Parkをも唸らせるほどの歌唱力で視聴者を驚かせた。このパフォーマンスは、SNSで現在も度々言及されており、当時から圧倒的な存在感を示していたことを改めて実感する。
そうした過去の事例と現在の“日プ女子”を改めて振り返ってみると、オーディション番組において「歌唱力」が1つの大きな注目ポイントになっていると言えるのではないだろうか。
『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』は、いよいよ12月16日に生放送での最終回が控えており、練習生たちがデビューを目指す物語も佳境を迎える。今後、豊かな歌唱力を持つメンバーがどのような活躍を見せ、最終的にどのようなグループが結成されることになるのか、オーディションの行方から目が離せない。
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