海老原鼓、髙畠百加、高見文寧……『日プ女子』、練習生たちの“歌唱力”に集まる注目
10月5日より配信がスタートし、“日プ女子”の愛称で親しまれているオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』。11月16日に配信された第7話で、ボーカルとラップ、ダンスの3つのジャンルでパフォーマンス力を競い合う「ポジションバトル」が終了し、23日配信回で第二回順位発表式が行われた。
国民プロデューサー(番組視聴者のこと)による投票を経て、もともと101名いた練習生は35名となった。今後、練習生たちは、番組が制作したオリジナル曲のパフォーマンスで、生き残りをかけて厳しい戦いに挑むこととなる。
非常に魅力的な個性とスキルを持つ練習生が揃っているだけに、筆者も毎話手に汗握りながら番組の展開を見守っているわけだが、番組終了後にSNS等での反応を見るにつけ、“日プ女子”ではダンスやラップにおいて目を見張るパフォーマンスを繰り広げているメンバーもおり、彼女たちの活躍から目が離せないことは言うまでもないが、その中でも圧倒的な歌唱力を持つメンバーが高い存在感を発揮していることに気づく。
例えば、番組の開始当初から大きな注目を集めていた海老原鼓。彼女はこれまでのステージパフォーマンスにおいて、芯のある伸びやかな歌声を披露し、国民プロデューサーを魅了してきた。特にポジションバトルで安室奈美恵の「Hero」を披露した際は、チームメンバー4名での歌声の調和を意識しながら歌っていることが感じられ、SNSや公式YouTubeに投稿された彼女の歌唱動画では、そのパフォーマンスに好評のコメントが相次いだ。
また、もともとポジションバトルではラップを志望し、得意としていたという髙畠百加も、歌唱面において彼女ならではの魅力を発揮し、ポジションバトルではボーカル部門で総合1位の成績に。中低音域でその真価を発揮するややハスキーな歌声は、多くのファンを惹きつけた。
また、ポジションバトルで宇多田ヒカル「First Love」を披露したメンバーへの言及は必須だろう。坂口梨乃、阿部和、佐々木心菜、高見文寧の4人は、会場に駆けつけたファンと練習生の多くが涙するほど感動的なステージをつくり上げ、このグループ内で順位をつけることが惜しいほど、圧倒的な歌唱力を見せた。
特に高見は、番組が開始した初期の頃から、その歌声が注目されていたメンバー。番組の公式YouTubeにアップされている「推しカメラ(一人のメンバーにフォーカスしたパフォーマンス動画)」では、高見の動画はトップクラスの再生数を誇っており、特に「First Love」に関しては公開からわずか10日で130万回再生を突破している(11月20日9時現在)。