ラウール、目黒蓮、渡辺翔太……Snow Man、個人インスタ開設続く SNS運用に見るグループとしての強さ

 Snow Manメンバー個人のInstagramアカウントが賑わっている。2023年1月にラウールが開設してから間が空いたものの、10月に目黒蓮、11月に渡辺翔太と続けてアカウント開設のニュースが舞い込んできた。それぞれに開設の目的はあるにせよ、三者三様の使い方でファンに新たな楽しみを提供している。

 1月15日に開設第1号を飾ったラウールは、「モデル活動の名刺代わり」として始めただけあり、フォトジェニックな写真の数々でフィードを埋め尽くしている。1枚1枚こだわりぬいてセレクトしていることがしっかりと伝わってくる内容だ。ハイブランドを華麗に着こなす姿は、まるでファッション誌を眺めているかのよう。プロフィール欄にある「Come explore my cosmos(私の宇宙を探検しにきて)」という言葉のとおり、無限に広がる表現の宇宙といった印象を受ける。これまで何度か行われてきたインスタライブでは、ファンからのコメントにも反応しながらエフェクト機能を使いこなすなど、ネットネイティブ世代らしい器用さを見せた。自分以外のメンバーがアカウントを持つまではプライベートの発信を控えていたというラウール。しかし、先日の目黒のアカウント開設時には、うれしそうに目黒との2ショットをストーリーに投稿するなど無邪気な様子も見せてくれた。今後はもう少しリラックスした発信も増えていくかもしれない。

 2人目に開設したのは目黒蓮。10月23日にスタートしたばかりではあるが、2週間ほどで約170万フォロワーを獲得する勢いを見せている。フィードでは俳優・モデル活動の告知も兼ねた報告が主となっている一方、ストーリーではタンクトップ姿の写真を突然アップしたり、幼少期の写真を投稿したりと、フィードとストーリーのギャップが微笑ましい。そしてどちらもまぎれもなく目黒蓮らしいというのもポイントだ。リールに残されている開設まもなく行われたインスタライブの模様も好評で、何度も見返したくなるメッセージが伝えられている。これからどのような投稿が行われるかは未知数なところではあるが、大好物の牡蠣がサムネイルになっている「海」のハイライトのように、目黒の人となりがより伝わる投稿も行われていく予感がする。

 11月5日の誕生日前日、11月4日に突如アカウントを開設した渡辺翔太。ここまでの流れの中ではいちばん驚きがあったアカウントである。渡辺自身あまり写真を撮るタイプではなく、自分のことを率先して発信するタイプではなかった。しかし、ある時期を境に会員向けブログの更新が習慣化し、いまや毎日更新の常連に。今年の活動への手応えや、『DREAM BOYS』への挑戦で新たなスイッチが入ったようだ。たしかに美容雑誌や女性誌などで表紙を務めるなど、Instagramのユーザーとの相性もいい。これからの更新内容について話し合う会議さながらのインスタライブでは、時間配分にも気を配った几帳面な性格が表れていた。後半に設けた“スクショタイム”にてコメントオフの仕方がわからず投げ出すところも含めて、こちらも実に渡辺らしさが詰まった配信であった。インスタライブでは「美容」や「食」についての投稿に興味を示しており、渡辺の日常が感じられる投稿にも期待が高まる。

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