Bray me、挑戦のLIQUIDROOM公演で示した“音楽を鳴らす理由” 「このメンバーとチームで、聴いてくれる君がいれば大丈夫」
「Bray meを始めた頃からずっと思ってるんだけど、やっぱり長年思い続けるのは体力がいるのよ。自分たちの最高の曲を届けたいって思ってても、15年もやってれば折れそうになることってあるんだよ。みんなそうでしょ? その中で挑戦しようと思い続けられたのは、届いた君がいるからです。君のおかげです。これからも私たち4人、私たちチームがかっこいいと思う音楽を鳴らしていきます。今年中には、今年度中には、今世紀中には、アルバム出そうと思ってるからついてきてください! とか言うわけねー!」
終盤、こたには長いMCを挟んで“節”を全開にしながらも、「すごい良いアルバムできそうだから」と宣言。そして、「リキッドのステージに立って思ったのは、Bray meマジかっけえ! あと、Bray meの音楽にぐっとくる心を持ち続けてくれて本当にどうもありがとう! もう1個、Bray meの音楽を愛してくれてどうもありがとう! 以上3点です!」と口にした。大きな拍手が巻き起こる中、こたにがギターを弾きながら、情感たっぷりに「サイダー」を歌い始める。〈やめないで 続けて欲しい/そうやって 僕も生きて行くよ〉という歌詞からは、様々な別れを経験しながらも、今こうやって目の前にたくさんの君がいる。そんな“今”の尊さが溢れていた。
ラストは「魔法のように」。こたにが、Bray meが歌う理由、Bray meが音楽を鳴らす理由を祈るようにして歌う後ろで、ありさが座るドラムセットの周りにイトウとSAKKOがぎゅっと集まる。こたにはマイクなしで「サンキュー!」絶叫した後、〈僕らは生きて行ける〉と歌い、「Bray meでした! また会いましょう!」と口にして去っていった。
鳴りやまぬ拍手に後押しされ、予定になかったアンコールをやるために再登場した4人。こたにが「やるか!」と気合を入れた後、「今雨降ってる? 少しでも晴れたらいいなって思う気持ちを込めてアンコールを1曲やらせてもらいます!」と言って「雨フレバ虹」が演奏され、オーディエンスは待ってましたと言わんばかりにハンドクラップで応える。続けて「Fight」も演奏され、4人はBray meにとって挑戦のLIQUIDROOMでアンコールを求める拍手が鳴りやまないほどの熱量を生むことができたことに対し、充実した表情を浮かべながらパワフルなパフォーマンスを見せ、『FROM GOOD MORNING TO GOOD NIGHT』は幕を下ろした。
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