FLOW、20周年記念した『アニメ縛りフェスティバル』に豪華ゲスト集結 GRANRODEO、ORANGE RANGEらとコラボも
7月1日、FLOWデビュー20周年を記念し幕張メッセ 国際展示場 9〜11
ホールにて開催された『FLOW 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 2023 ~ アニメ縛りフェスティバル ~』。影山ヒロノブ、GRANRODEO、ORANGE RANGE、美竹蘭 from Afterglow(CV:佐倉綾音)、REAL AKIBA BOYZ、Fly-N、福山潤、三瓶由布子、名塚佳織ら豪華ゲストが参加し、20周年の記念すべきライブを盛り上げた模様をレポートする。
声優・梶裕貴が影アナウンスを務めるなど、開演直後からサプライズゲスト登場に会場はざわめく。そして、TVアニメ『七つの大罪』で梶が演じるメリオダスの声掛けでスタートしたのは同作第1期エンディングテーマ、FLOW×GRANRODEOの「7 -seven-」であった。
FLOWとGRANRODEOメンバーの登場にペンライトを持ち立ち上がる客席。2曲目には『七つの大罪 戒めの復活』オープニングテーマ「Howling」が披露され、続けてのFLOW×GRANRODEOのタッグに会場は一瞬にして熱気に包まれる。レーザーライトやスモークの演出もメンバーの存在感をより一層際立たせた。
続いて『べるぜバブ』より「Hey!!!」、『PERSONA-trinity soul-』より「WORD OF THE VOICE」、『バック・アロウ』より「United Sparrows」、『シャドウバース』より「新世界」のアニメ尺メドレーが披露される。
さらに、ここからゲストアーティストが次々と登場する。トップバッターは美竹蘭 from Afterglow(CV:佐倉綾音)。FLOWと共に「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」とのコラボ曲「優勝 feat.Afterglow」を熱唱した。トークでは、佐倉が語尾に「もろてます」を連発し観客の笑いを誘った。また、“アイドルっぽい声色で”とKOHSHI(Vo)、KEIGO(Vo)らに提案し、ともに「After“FLOW”」と元気よく会場に言い放った。
次に登場したのは影山ヒロノブだ。『ドラゴンボールZ』のオープニングテーマであり、後にFLOWもカバーした影山自身の楽曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を歌い始める。ここでは、巨大なドラゴンボールが客席に出現した。
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を歌い終えるとGRANRODEO、美竹蘭 from Afterglow(CV:佐倉綾音)が再登場し影山、FLOWと共にJAM Projectの「SKILL」を歌う。〈“Motto! Motto!!”〉という掛け声も相まって会場の一体感が凄まじかった。
ライブはまだまだこれからだ。FLOW単独で『交響詩篇エウレカセブン』の「DAYS」「ブレイブルー」を歌う前には、レントン・サーストン役 三瓶由布子とエウレカ役 名塚佳織らによる朗読が行われる。『デュラララ×2 結』のオープニングテーマ「Steppin'out」ではREAL AKIBA BOYZのダンスやヘッドスピンなどのパフォーマンスに釘づけになった。
「DICE」の前振りでは、本楽曲がオープニングテーマとなっている『15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ』よりルルーシュ・ランペルージ役の福山潤がテロリストのゼロとして登場。ここから「COLORS」、そしてORANGE RANGEが参戦し「デイドリーム ビリーヴァー」「O2」と怒涛の『コードギアス』縛りである。『コードギアス』を熱心に観ていた筆者にとっては、大画面に映し出されるアニメシーンの映像と共にパフォーマンスを見ていると胸が熱くなる。
また、次の曲が始まる合間にはナナリー・ランペルージ役の名塚と福山による掛け合いを挟み、福山からゼロジョークが放たれ会場は紫色に染まった。