BTS ジョングク「NIGHT DANCER」、NCT ロンジュン「なんでもないや」……日本語カバーで発揮される言語を超えた歌声
ASTRO・YOON SAN-HA「Subtitle」(Official髭男dism)
ASTROのYOON SAN-HAは、韓国でも話題を集めたドラマ『silent』(フジテレビ系)の主題歌であるOfficial髭男dismの「Subtitle」をカバー。ボーカルブースで撮影した歌唱動画を、3月3日にASTROの公式YouTubeチャンネルで公開した。
Official髭男dismの楽曲は特有のグルーヴとリズム感を必要とし、言葉の数も多い上に、メロディラインも細かく流れるように動いていくため、日本語を母語とする人でも難しい楽曲が多い。しかし、YOON SAN-HAはそのような難易度をものともせず、AメロやBメロは非常にきれいな日本語で語り掛けるように歌唱し、サビもまっすぐ伸びる歌声で完璧に歌い上げた。こちらのカバー動画も、日本のファンを中心にさまざまなコメントが寄せられており、YOON SAN-HAの歌唱力を深く堪能できる動画となった。
今回はBTS・JUNG KOOK、NCT・RENJUN、ASTRO・YOON SAN-HAの3名を取り上げたが、K-POPシーンではLE SSERAFIMのKIM CHAEWON(キム・チェウォン)が宇多田ヒカルの「First Love」を、fromis_9のハヨンが優里「ベテルギウス」をカバーするなど、ほかにも多くの日本語楽曲が歌われている。どのアーティストも美しい歌声を披露しており、一聴の価値ありだ。
昨今は韓国で日本のアーティストの楽曲が流行の兆しを見せていることから、今後もさまざまな場面で、K-POPアーティストによる楽曲カバーに触れられるはずだ。各アーティストの美声が響く日本語曲のカバーも、K-POPシーンのひとつの楽しみ方と言えるかもしれない。
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