KEY TO LITが持つ圧倒的な“数字の強さ” 「ジュニア大賞」、YouTube再生数に表れるメンバーとファンの信頼関係

 2月20日、雑誌『Myojo』4月号(集英社)が発売され、今年の「ジュニア大賞」の結果が発表された。雑誌一冊につき一枚付く応募用紙をもとに「恋人にしたい」「演技が上手い」「ダンスがかっこいい」など、様々な部門で毎年ファンからの投票を募るジュニア大賞。各ジュニアメンバーに割り振られた番号とその部門に選ぶ理由を手書きで用紙に書き込んで郵送して投票が完了するこの企画は、ファンが時間と費用、労力を割いて熱を注ぐ一年に一度の大切なイベントだ。

 この企画の最大の目玉部門である「恋人にしたいジュニア」ランキングでは、ジュニア最年長であるKEY TO LIT・中村嶺亜が今年も圧倒的な支持を集め1位を獲得。中村はこれで2023年から続く4連覇を果たし、誌面にはこれまで自分に投票してきてくれたファンへの感謝を愛の溢れる言葉で紡いだ。発売日の夜にはジュニア公式Instagramに「#愛志天流(あいしてる)」(※1)の一言とともに個人の写真を投稿されており、お祝いの気持ちを込めたたくさんのいいねとコメントが寄せられている。今回は彼が長年の経験で築き上げたファンとの信頼関係を特に強く感じるジュニア大賞となった。

 今回結果を残したのは中村だけではない。高校生以下が対象になる部門を除く45部門中40部門でKEY TO LITのメンバーが1位を獲得。圧倒的な支持の強さを数字で示した。

KEY TO LIT【KITERETSU FIRE】 Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL より

 KEY TO LITの数字における強さといえば、毎週日曜日を担当するジュニア公式YouTubeの再生回数も目立つ功績のひとつだ。印象的なのは、昨年10月12日に投稿されたオリジナル自己紹介ソング「KITERETSU FIRE」のライブ映像。昨年開催された初めての全国ツアー『KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL』の最中に投稿されたこの動画は秀逸なラップと底抜けの明るさが鍵となり、瞬く間に拡散され、再生回数は580万回再生(2月24日現在)にまで到達。約8年間の歴史を重ねるチャンネル内でも上位に食い込む人気の動画となった。普段のバラエティ企画でも時に80万回以上再生されておりチャンネル全体で見ても一際存在感を放っている。

 数字が全てではないとは言え、ファンからも見える形で数字が伸びていく様子は、彼らを見守る楽しさにもつながっているはず。無論、コンテンツを作り上げるのはメンバーだが、このような結果を出すにはファンの力がどうしても重要になる。彼らがKEY TO LITとして追求するエンターテインメントと、それを信じたファンが巻き起こす追い風は、最高の相乗効果を発揮しているように感じられる。彼らの数字の強さはやはりファンとの信頼関係にあるように思う。

 約1年前のジュニアの大規模な再編成により、メンバーだけでなく、ファンも複雑な思いを経験したはず。しかし、好きなアイドルが選んだ道を必ず正解にさせるという、想像以上の覚悟と結束力が結果に表れている。メンバーの熱量と、それに応えていくファンの活躍の循環は、理想的な関係性と言えるだろう。そうして作り出したパワーで今度はどんな景色へと連れて行ってくれるのだろうか。

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