DRIPPIN、アットホームな空間で歌い踊ったショーケース『Hello Goodbye』　トーク＆ゲームでDREAMINと心を通わせた1日に

　ここで、メンバーが挑戦するゲームコーナーへ。お題から連想されるポーズを一斉にとり、メンバー全員のポーズが揃えばクリアというルール。最初のお題は「警察官」。イ・ヒョプがすかさず「右手ですか、左手ですか」と発言。イ・ヒョプとチュ・チャンウクが2人で話し込んでいるような怪しい素振りを見せると、ジェラードンが「打ち合わせしないで！」とツッコミを入れるシーンが見られた。「せーの」の合図でメンバーが警察官ポーズを取ると、チュ・チャンウクとイ・ヒョプ、チャ・ジュンホは敬礼のポーズを行う中で、ファン・ユンソンはなぜか手錠をかけられている犯罪者のポーズを披露。キム・ドンユンは警察手帳をかざすポーズ、キム・ミンソは「飲酒運転の検査」という非常にニッチなポーズをとり、客席に笑いの渦を巻き起こした。

　2つ目のお題「ヒーロー」を成功させると、3つ目は「プロポーズ」というお題に。アタック西本の掲げるプラカードを見て、膝を痛めた素振りをするメンバーが続出するという面白おかしい展開となった。そして、実際にメンバーがポーズをとると、全メンバーが膝をつくところまでは揃ったが、各メンバーの手元が若干異なる様子。リングケースを開けている仕草をしたメンバーが多い中、ファン・ユンソンは花束を持つ手の形をしていたが、メンバーが「これはリングケースだ」とジェラードンを説得。3回目のチャレンジも成功と認められた。4つ目は、ポーズをとるのが難しい「野菜」というお題に。各メンバーが「野菜を洗うポーズ」「人参ポーズ」「大根ポーズ」とバラバラのポーズをとり、4回目のチャレンジは失敗。5つ目の「DRIPPIN」というお題を成功させ、今回のゲームをなんとかクリアした形となった。

　ゲームをクリアしたご褒美として、ジェラードンからメンバーに「これ1つでアタックになれる！」と“角刈り”のカツラのプレゼントが。早速メンバーがカツラを被ると、アタック石本が「角刈りの型に一切当たらずに走り去る」という特技を披露し客席を沸かせた。その芸を見て感動している様子のキム・ミンソが「本当に大好きなんです」と、アタック西本の芸にチャレンジすることに。カツラを被りながら、若干型に当たりつつ走り抜けると、ファンから大きな笑い声が上がった。

　続いて、3曲目は日本デビューシングルから「SO GOOD」をパフォーマンス。明るく爽やかな音楽に合わせて、キレのあるはじけるようなダンスを披露し、客席を盛り上げた。パフォーマンスを終えると、ジェラードンがダンス終了後のメンバーの息遣いに着目し、「吐息」という音源を出してはどうかとボケたトークを繰り広げる中、メンバーがステージに再登場。各メンバーがそのボケに合わせて「はぁー！」と荒い息遣いを演じ、客席を笑わせた。

　そして、終演に向けてメンバーからファンに一言ずつコメントが語られた。キム・ミンソは「どうでしたか、楽しかったですか？」と問いかけ、チャ・ジュンホは「緊張していたのですが、DREAMIN（ファンネーム）に会えて本当に嬉しいです」と日本語でコメント。チュ・チャンウクは「みなさん、今日は来てくれてありがとうございます。みなさんと一緒に話したくて、勉強を一生懸命しました。僕たちの日本語どうですか？」と話すと、会場からも大きな声援が沸き起こっていた。イ・ヒョプが「みなさん楽しかったですか？　僕もすごく楽しかったです。またすぐ来るから、待っててね」と語り、再会を約束。「頑張りましょう、一緒に！」とユンソンが話すと、「今日は本当にありがとうございました。超うれしい、楽しかったです」とキム・ドンユン、「DREAMIN大好き、愛してる」とキム・ミンソが挨拶し、最後の曲を披露した。

　ラストは3月15日発売の日本2ndシングルより「Hello Goodbye」を披露。歪むエレキギターが印象的な疾走感あふれるサウンドに、メンバーの力強く、メリハリのあるダンスが映える。彼らのパフォーマンス力の高さを窺える一曲となっていた。

　パフォーマンスを終えると、メンバーは「ありがとうございました。楽しかったですか？」「ファンの皆さんを目の前にして、ショーケースを行えてとても幸せです」「たくさんの応援をいただいて感謝しています。DREAMINが幸せになれるよう、僕たちも頑張ります」とファンに語りかけ、最後まで手を振る姿が印象的だった。

　高いパフォーマンス力で観る者を惹きつけながら、トークでもさまざまな個性を光らせていたDRIPPINの姿からは、日本のファンへの感謝の気持ちと深い愛を感じられた。「またすぐ来ます」と語ったイ・ヒョプの約束がいち早く実現する日に想いを馳せたくなる、そんなショーケースイベントだった。