DRIPPIN、アットホームな空間で歌い踊ったショーケース『Hello Goodbye』 トーク&ゲームでDREAMINと心を通わせた1日に

DRIPPIN、心を通わせたショーケース

 3月14日、DRIPPINの日本2ndシングル『Hello Goodbye』の発売を記念したショーケースイベント『Hello Goodbye』が恵比寿リキッドルームにて行われた。2022年12月の来日からおよそ3カ月ぶりの日本公演となる。

 よく晴れ、あたたかな陽気に包まれた午後の日差しの中で、リキッドルームには会場を埋め尽くすほどのファンが集まった。マスクを着用した上での声出しが解禁された今回の公演。開演に向けて、会場の熱気が高まっていく。

 BGMが流れ、暗転した会場。「どーもー!」という声と共に、今回MCを務めるK-POP大好き芸人・ジェラードンのかみちぃとアタック西本が登場した。DRIPPINの日本2ndシングル『Hello Goodbye』初回限定盤DVDに“かみちぃ先生&謎の転校生アタック西本”として出演しているジェラードン。「今後は公式お兄ちゃんとして、DRIPPINとずぶずぶの関係になっていくと思う」とボケを挟みつつ、アタック西本が「ヒョップステップジャンプのヒョプ!」「シンプルにユンソン!」などと、独特なメンバーの覚え方を披露して会場の笑いを誘った。

 会場は再び暗転。歓声が沸き起こり、メンバーがステージ上に登場した。まずは日本2ndシングルの3曲目に収録された「The One -Japanese ver.-」を披露。勢いあるサウンドの中で、力強くもスマートな雰囲気の漂うパフォーマンスを行った。

 トークコーナーでは、開演直後に披露されたアタック西本のメンバーの覚え方にキム・ミンソが言及。実はアタック西本がミンソの名前をなかなか思い出せずに言い淀んでしまうシーンがあったのだが、そのことに触れ「僕の名前、ミンソです!」とアピール。アタック西本から八丁味噌とかけた「八丁ミンソ」という覚え方がレクチャーされると、ミンソが早速「八丁ミンソです」と自己紹介し、会場のファンから歓声が上がった。また、和気あいあいとしたトークを続ける中で、会場のファンから各メンバーにポーズやダンスのリクエストが。TikTokで多くのK-POPアーティストがカバーした楽曲をメンバーが踊ると、客席は大きな盛り上がりを見せた。

 かみちぃから今回の新曲についてメンバーに尋ねると、チャ・ジュンホより「僕たちの新曲『Hello Goodbye』は、別れと出会いのシーズンのワクワクした感情を歌いました」と、卒業シーズンにぴったりの楽曲であることが紹介された。

 会場が暗転し、次のパフォーマンスへ。2曲目は「MIRAI」を披露。スタンドマイクで歌に集中したメンバーが、それぞれクリアで伸びやかな歌声を響かせると、客席に色とりどりのペンライトが揺れた。

 パフォーマンスを終えると、ジェラードンとメンバーが再び登場し、先ほど披露した「MIRAI」についてトークを繰り広げた。チュ・チャンウクは「感傷に浸りながら収録した」とレコーディング時の意識を語ると、チャ・ジュンホは「卒業がテーマということで、学生時代の懐かしいような、切ないような、おぼろげな記憶を思い出させるような曲です」と楽曲の特徴を説明。キム・ミンソは「個人的には、日本で発売されたアルバムの中でも大好きな曲です」と語った。アタック西本が今回のシングルのテーマに絡め、メンバーに「卒業や別れに関する思い出」を質問すると、キム・ミンソが「韓国では卒業式にジャージャー麵を食べるんです。家族と集まったときに、ジャージャー麵を食べながらいろんな話をした記憶があります」とエピソードを披露した。

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