SEVENTEEN、4時間半越えの一大エンターテインメント ファンや家族への想いで涙が滲んだファンミーティングを観て
韓国の13人組アイドルグループ・SEVENTEENのファンミーティング『2023 SVT 7TH FAN MEETING<SEVENTEEN in CARAT LAND>』が、3月10日から12日にかけて開催された。ソウル松坡(ソンパ)区・KSPO DOMEでのオフライン公演に加えて、全世界にオンライン配信された。本稿では、最終日公演オンライン配信の模様をレポートする。
13人がそれぞれピンクの作業服に身を包み、様々な小道具でペイントしたり掃除したりとポップなセットが作られていくオープニング映像。最後のシーンで映し出されたカーテンがステージ上にも再現され、メンバーが次々と顔を出す。「今日も楽しく遊びましょう!」とシャウトしながらステージに飛び出してくるメンバーたちに、CARAT(ファンの呼称)も大きな歓声で応えた。
ネイビーとホワイトに統一されたマリン風の衣装は、メンバーそれぞれの個性に合わせたトラッドなスタイル。ファンミーティングらしいナチュラルさとキュートさが垣間見える。
1曲目は「Pretty U」。ステージ上に置かれたソファを使い、終始笑顔を見せながらダンス、ボーカル、ラップとグループの武器を繰り出していく。曲中、THE 8から筒状の紙が配られる。ファンの近くへ移動しながら、メンバーが紙を広げると、そこにはそれぞれが考えたメッセージが。いつもはCARATから掲げられるスローガンを、SEVENTEENがCARATへ贈るというサプライズだ。
自己紹介とコールアンドレスポンスでは、それぞれの個性や魅力を存分に発揮。ファンミーティングならではの和やかな空気感でトークが交わされ、続いてのステージは「My My」。チームワーク抜群のダンスや、美しいボーカルワーク、エッジの効いたラップをラフな表情を見せながらも、華麗に披露した。
次に「SVT Devate Show」と題し、ディベート形式でのトークコーナーが行われた。ここでもメンバーならではの親密さや、それぞれの魅力が語られ、その端々にCARATへの愛が滲み出ている。3曲目に披露された「Together」ではサブステージを経由しステージ外周を周り、ファンの近くへ。その声援にファンサービスや笑顔で応えていった。
さらにグループ内ユニットBSS(SEUNGKWAN、DK、HOSHI)最新の大ヒット曲「Fighting」が始まると、客席は大興奮。観客との掛け合いや、ハイレベルなダンス&ボーカルで圧倒する中、VERNONがラップで参加し、楽曲の可能性をさらに広げたステージとなった。