ジャニーズWEST 神山智洋&重岡大毅、“かみしげ”の共通項は? 楽曲も手がける2人のグループに対する熱量

ジャンルの違う楽曲でジャニーズWESTの個性を構築するファクターに

 またアーティストとしての2人に着目すると、どちらも作詞作曲を手がけ、ジャニーズWESTのパフォーマンスになくてはならない楽曲を多く提供している。

ジャニーズWEST - 「セラヴィ(Short Ver.)」from ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice

 神山作詞作曲の楽曲では、「Evoke」がファンの間でも人気で、メンバー紹介曲「We are WEST!!!!!!!」はライブの盛り上げに欠かせない。また、振り付けを担当した楽曲については、メンバーの個性を生かしながら、“カッコイイWEST”のダンスで魅了。ドライブの仕草や、ドルフィンジャンプを取り入れたした「Drift!!」、大人の色気を纏わせた「セラヴィ」など、ダンステクニックに秀でた神山ならではの振り付けでファンを楽しませている。

 重岡の手がける楽曲は、どれもその時グループが見据える未来を指し示しているように思える。神山、濵田崇裕とのユニットで披露された「間違っちゃいない。」をはじめ「バニラかチョコ」もメンバー全員でパフォーマンスする楽曲へと昇華。またライブ後半で披露されることの多い「ムーンライト」も高い歌唱力を誇る7人によるバンドスタイルに欠かせない楽曲となっている。

 スタイルは異なるが、重岡と神山の手がける楽曲はグループの個性を形成する重要なファクターとなっている。

 また付き合いの長いふたりならではのエピソードも。ダンスのフォーメーションを覚えるのが苦手な重岡。不安になると神山に視線で助けを求め、それを察知した神山が教えるというスタンスも確立しており、神山はメンバー全員の立ち位置を頭に入れつつ、重岡のポジションを意識して覚えると告白している(※1)。

 また、『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』(テレビ朝日系)では激辛麺ロケに繰り出した2人だが、実はどちらも辛いものが苦手。あまりの辛さにロケ先のトイレに籠もったまま出て来ない重岡を気遣い、1人で聞き込みを始める神山の姿に、SNSには「重岡くんのことを熟知している神山くんさすが」などのコメントが相次いでいた。ライブではMC中に子供のようにはっちゃける重岡を温かい笑顔で見守る神山の姿や、ライブ終盤に神山の肩を抱きながら熱唱する重岡の姿に、2人の絆を感じることができる。3月1日リリースのアルバム『POWER』でも重岡が「むちゃくちゃなフォーム」、神山が「Strike a blow」の作詞作曲を手がけており、アルバムを冠したアリーナツアーもスタート。2人の提供曲を含め、アルバムのリリースに期待が高まる。

※1:https://thetv.jp/news/detail/155484/

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