日向坂46 河田陽菜＆山口陽世、東京ドーム公演を経た現在の心境 変革期迎えるグループの今後の目標とは？
「日向坂46をもっと大きなグループにしたい」（河田）
ーーカップリング曲についても聞かせてください。「飛行機雲ができる理由」はどちらかというと従来の日向坂46らしさが散りばめられた楽曲だと感じました。
山口：「僕なんか」がすこし暗めな曲調だったので、「飛行機雲ができる理由」を初めて聴いたときは卒業される美穂さんをイメージして作ったのかと思うくらい、明るい楽曲だなと思いました。
河田：明るいけど、聴いていて切なくなるところがあって。MVも美穂が卒業することを想像させるシーンもあるので、この曲をライブで披露するときは美穂のことを考えてしまうかもしれません。
山口：MVはダンスシーンが少なくて、それ以外のシーンではメンバーといろんなことをしていて。私はフラフープをしていたり、階段を下りてみんなでわーって騒いでいたりするんですが、メンバーの自由な姿を楽しめる内容になっています。
河田：みんなでトランプをしているシーンが、すごく楽しくて。あと、MVの舞台がちょっと前の年代ということもあって、松田好花の髪型がその時代っぽさを再現しているんです。それが可愛いので、みんなに注目してほしいです。
山口：2番のサビでみんなが飾り付けをしているシーンがあるんですけど、細かく見てもらうと「あの子はこんなことしていたんだ」といろいろ発見があるので、そこも注目ポイントですね。
ーーまた、本作には期別楽曲も収録されていて、二期生はダンサブルな「恋した魚は空を飛ぶ」を歌っています。
河田：美穂がセンターなんですが、私の中で美穂ってすごくダンスやパフォーマンスのイメージが強くて。最初は美穂を送り出すのにはハッピーで温かい曲がいいのかなと思っていたんですけど、意外なところをついてきましたよね。でも、美穂の良さがすごく伝わる曲だと思いますし、二期生で踊るのも楽しくて。MV撮影中は寒かったので、みんなで励まし合うこともありましたが、最終的には楽しいほうが勝っていました。
ーー思えば、最初の二期生楽曲は「半分の記憶」という力強いナンバーでしたし、最後にこのメンバーで歌う楽曲が再び力強い楽曲というのも、なんだか原点に戻ったような気がしました。山口さんはこの曲、いかがですか？
山口：この曲の二期生さんはみんな黒い衣装を着て、ダンスとリップシーンだけでカッコよさを表現できるなんて、本当に素敵だなと思って。最初に観たときはカッコよくて綺麗だなと感動しました。
ーーここまでのお話にもあったように、渡邉美穂さんが今回のシングルをもって卒業されます。河田さんにとって、同期の彼女はどんな存在でしたか？
河田：活動している中で元気がなくなるときがあると、美穂がいることでみんなが元気になって「一緒に頑張ろう！」っていう前向きな気持ちになれる、本当に太陽みたいな存在です。同じタイミングに入った二期生から、最初に卒業するのが美穂なのかという驚きもありつつ、まだ実感が湧かないんですけど、やっぱり寂しさはありますね。でも、美穂ならどこに行っても絶対に愛されるだろうし、今後の活躍が楽しみな気持ちも強いです。
山口：全然想像もしていなかったので、最初に聞いたときはびっくりしたし、寂しくも感じました。私がよく覚えているのは、「ってか」のMV撮影が朝早くから始まったんですけど、そんなときでも隣の楽屋から美穂さんの声が聞こえるんですよ（笑）。それを聞いて私も元気をもらっていました。卒業はすごく寂しいんですけど、次の道に進む美穂さんの頼もしさが眩しくもあります。
ーー続いて、三期生楽曲「ゴーフルと君」について。
山口：最初にいただいたとき、まずゴーフルのことを知らなくて。意味を調べたらお菓子のことだったんですが、歌詞ではゴーフルの意味を説明していたり、「君」という対象との思い出をゴーフルに重ねていたりして、斬新な曲だなと思いました。
ーー曲調自体はすごく可愛らしいですよね。
山口：はい。Bメロで語尾がキュッと上がるところも可愛らしいですし、印象的な部分が多いんです。
ーーそして何より、MVがドラマ仕立てで見応えがあります。
山口：MVの中でここまで演技をしたことがなかったので、最初は「どうなるんだろう？」と不安だったんですけど、3期生4人の雰囲気が出ている部分が多いので、安心して撮影に臨むことができました。
ーー曲が終わったあとの4人の会話含め、自然な感じが出ていますよね。
山口：あそこは使われると思っていなくて。なので、本当に素のやりとりなんです（笑）。
ーーそうなんですね。山口さん以外の皆さんはコスプレも披露しています。
山口：コスプレをするというのは事前に聞いてはいたんですけど、もっとユルい感じなのかなと思っていたら、ひなのちゃんはオレンジのウィッグを被っていたり、（髙橋）未来虹ちゃんは髭を付けていたりと、かなり本格的で。みんなの新しい一面を見てほしいなと思います。
ーー森本茉莉さんの天使の輪は、お辞儀するたびにぴょんぴょん揺れていて、観るたびにクスッとしてしまいます。
河田：ふふふふ。わかります。
山口：茉莉ちゃんがうとうとしているシーンがあるんですけど、「そのぴょんぴょん揺れるのが可愛いから、意識してやって」と言われていました（笑）。
ーーこの曲では山口さんがセンターを務めています。
山口：全然センターっていう自覚がなくて、それよりも4人でやっているという感覚のほうが強くて。でも、MVでは私の好きな漫画をモチーフにしていただけたので、すごくうれしかったです。
ーー河田さんにはこの曲での山口さんはどう映りましたか？
河田：MVでの演技がすごく良かったので、お芝居のお仕事とかやってほしいなと思いました。三期生ってキラキラしていて、私には出せないようなフレッシュさもあるので、MVを観ているとついついウルっときちゃうんです。MVからも4人の絆が伝わってくるし、可愛いらしいですよね。
山口：ありがとうございます（笑）。
ーー東京ドームという大きな夢を叶えた日向坂46は、ここから渡邉美穂さんの卒業や新メンバーの加入と、大きな変化が控えています。今後に対しておふたりは今、どんな目標を掲げていますか？
山口：私はここからの変化を強みにしたいと思っていて。私自身、4期生が加入すると初めて先輩になるので、今まで先輩にしてもらってきたことをしてあげられるような人になりたいなと思います。まだ先輩になるって想像もついていないですし、本当になれるのかどうかもわからなくて、すごく緊張していて。でも、きっと年齢的には一番近くなると思うので、話しやすい先輩になりたいです。
河田：私は新メンバーが今の日向坂46を見て、「グループに入るのが楽しみだな」と思ってもらえるような安心感を与えられるようになりたいですし、だからこそ改めて気が引き締まるというか。その一方で、東京ドームという大きな目標を達成したことに満足することなく、もっと「こんな全国ツアーがしてみたい」と思ったりもして。そういうことができるようにもっと大きなグループにしたいと思うんですけど、そのためにはどうしたらいいか難しいですね。でも、ここからまたいろいろな変化を経験することで、その答えを見つけられたらと思っています。
※1：https://realsound.jp/2022/04/post-1000017.html
サイン入りチェキプレゼント
日向坂46 サイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。
応募方法
※チェキはランダムでの発送となりますので、メンバーの指定は受け付けておりません。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
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＜締切：7月10日（日）＞
■リリース情報
日向坂46『僕なんか』
2022年6月1日（水）発売
初回仕様限定盤TYPE-A CD+Blu-ray ￥1,900（税込）
初回仕様限定盤TYPE-B CD+Blu-ray ￥1,900（税込）
初回仕様限定盤TYPE-C CD+Blu-ray ￥1,900（税込）
初回仕様限定盤TYPE-D CD+Blu-ray ￥1,900（税込）
通常版 CD only ￥1,100（税込）
日向坂46 オフィシャルサイト：https://www.hinatazaka46.com
日向坂46 オフィシャルTwitter：https://twitter.com/hinatazaka46
