日向坂46 河田陽菜、“山口の奇跡”から“国民の妹”的な存在へ? 1st写真集大ヒットを実現した天真爛漫なアイドル性
日向坂46 河田陽菜の1st写真集『思い出の順番』(講談社)が3月1日にリリースされた。本作は発売を前に2度の重版が決定し、累計発行部数は14万部に達している。大きな話題を呼んでいるが、このタイミングで改めて彼女の魅力はどんなところにあるのかを考えてみたい。
河田は2017年8月にけやき坂46(ひらがなけやき)の2期生メンバーとしてグループ入りした。天性の愛されキャラで、癒しボイスと、屈託のない笑顔を武器に、ファンを拡大している。先日は朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)に単独出演を果たし、爽やかな笑顔を視聴者に届けた。同番組のクイズコーナーは出演する芸人がとにかくボケまくるというのが特徴だが、河田も「熱海の10階建て高層マンションの屋上にある変わった施設とは?」というクイズで「たけのこが採れる」と答え、スタジオを笑いに包んだ。以前、『ひらがな推し』(テレビ東京)のコーナー「スナック眞緒」に河田が出演した際に、井口眞緒(現在はグループを卒業)が「面白いことが大好きで、いつも変なことをひよたん(濱岸ひより)とやっている」と紹介していたが、まさにそんな一面が垣間見えた瞬間だった。
ほんわかとした癒し系イメージの強い彼女はメンバーすらも魅了する。『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)では過去に「第1回 I LOVE河田選手権」と題したミニコーナーが開催され、加藤史帆、高本彩花が河田を奪い合うようなこともあった。天真爛漫な妹キャラをグループ内で確固たるものにしている“愛されメンバー”の彼女は、これからより人気を拡大させていくことで、“国民の妹”的な立ち位置も目指せるのではないだろうか。