BTS、『AMA』受賞とロサンゼルス公演は新たな世界への一歩に アメリカでのARMYの歓声と熱気に喜び
そんな和やかな中でも「本当にデビューすら怖くて、すごく辛い思いをした人間として、デビューして4年で“Artist Of The Year”なんてありえないよね」と改めて『AMA』について振り返る7人。「まさかもらえるかな? って」「でももらっちゃったんだ」と彼らも信じられないスピードで世界中から支持される存在へと成長していったことが伺える。
すでに5月に発表された『2021 ビルボード・ミュージック・アワード(2021 Billboard Music Awards ※以下、BBMA)』に続いて、これでアメリカ3大音楽授賞式のうち2つで受賞。残すは『グラミー賞(Grammy Awards)』のみとなった。「グラミー賞狙えますか?」。そうJINがSUGAにたずねるシーンがあった。それはこれまでSUGAが、インタビューや番組などで目標について答えるたびに、それが叶ってきたという“予言”実績があるからだろう。
SUGAは受賞までは明言しなかったものの、ARMYとその瞬間を共に迎えることを固く約束。そして「これからBTSにどんなことが起こるのか本当に楽しみですね」と微笑む姿が印象的だった。11月24日にはBTSがプレゼンターとなり、昨年に引き続き「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス(Best Pop Duo / Group Performance)」部門にノミネートされたことを発表。ぜひとも、このまま念願の受賞を手にして、また微笑ましいスピーチを披露してほしいものだ。
グラミー賞受賞への期待は寄せつつも、今はとにかく多くのARMYの前で直接パフォーマンスを披露できることへの喜びが大きいように見えたBTS。そして、各国のARMYもワールドツアーの開催を熱望している。今回の『AMA』の受賞、そしてロサンゼルスのSoFiスタジアムで行なわれるコンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA』が、その新たな世界への一歩となってくれることを願ってやまない。