櫻坂46 田村保乃は、グループに多様性を与える存在へ 悩みを武器に“タムラノジダイ”切り開く
櫻坂46がイメージキャラクターを務めるイオンカードのCMのウェブ企画が好評だ。イオンカードはテレビCM以外にもYouTubeチャンネルに様々なコンテンツが用意されており、なかでも森田ひかるがMCを務める「モリタクラブ」はメンバーたちの素に近い表情が見れるとあって貴重な場となっていた。今回“2期生にMCを任せてみよう”シリーズの第2弾として、田村保乃がMCを担当する「タムラノジダイ」がスタート。番組などで見せる表情とはまた違ったリラックスしたメンバーたちの雰囲気が印象的で、特にVol.2では、大阪出身の田村、兵庫出身の井上梨名、滋賀出身の武元唯衣という関西出身の3人が集まったことで会話も弾み、一層の盛り上がりを見せていた。
今回新MCに抜擢された田村と言えば、以前放送された『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)の「モテメンバーグランプリ」において“彼女にしたいメンバー”の1位に選ばれたほどグループ内でも“モテて”いるメンバーだ。また、1stシングル収録の個人PV『恋のラブアタック大作戦』の予告編がYouTubeの再生回数100万回を超えるなど、現在人気急上昇中の存在でもある。
そんな田村だが、周りには見せない意外な悩みも抱えているようだ。2ndシングル『BAN』の特典映像「SAKURA BANASHI 〜いま、話したいこと〜」で同期の藤吉夏鈴と対談した際に、「自分って櫻坂46に向いてないんじゃないか」と感じていた時期があったと明かしている。素直すぎて「些細なことを気にして落ち込んでしまう」というのだ。もともと加入当初から注目されていて、欅坂46時代には東京ドーム公演の「不協和音」で重要なポジションを任されるほどパフォーマンス面でも信頼されている存在であった。誰が見ても順風満帆なようだが、その裏には本人にしか分からない葛藤があるようだ。櫻坂46が公式アンバサダーを務めるスマホゲーム『サマナーズウォー』のウェブムービーでも、同じように悩んでいた時期を語っている。
「櫻坂46も“力強さ”がキーになっていると思うんですけど、いまいちそこに私がハマってないなっていうのは自分でも感じていて」