V6、25周年を迎えてさらに進化へ ダンス・楽曲ともにアップデート続ける音楽的変遷

 今回リリースした53作目『It’s my life/PINEAPPLE』の振り付けは「It’s my life」がサンチェ氏、「PINEAPPLE」はYOSHIE氏が担当。三宅は自身のラジオ番組で「1番最初のシングル「MUSIC FOR THE PEOPLE」の振り付けを担当してくれたサンチェさんがやってくれるっていうのは感慨深いものがあって」、「サンチェさんがいなかったら今のジャニーズ事務所は無いっていうぐらい絶大な信頼を寄せてます私は」と語った。

V6 / It’s my life(YouTube Ver.)
V6 / PINEAPPLE(YouTube Ver.)

 『MUSIC FOR THE PEOPLE』でのデビュー以降、初期の頃から彼らを導いてきたサンチェ氏に、彼らのグループワークに新風を吹き込んだYOSHIE氏。メモリアルイヤーに相応しい布陣といえる。

 「勤続25年の男たち」のキャッチコピーを初めはユニークなものとして受け取ったが、彼らの25年の間レーベル移籍も、当然だがチーム替えも配属替えもないことを思うとその言葉の重みを感じる。続けることも容易ではないのだ。

 コンサートではこれまでに培ってきた歌唱力、ダンスが観られるだけでも素晴らしいのだが、一風変わったファンサービスでも注目を集める。2万人のファンの中から抽選で1人をステージに招き、目の前で歌ったりお姫様抱っこをしたりと他グループにはない手厚いファンサービスが話題になった。さらに2015年、V6デビュー20周年コンサートでもサプライズ。会場に集まったチケットが取れなかったファンたちに向けて、会場の扉を開けて声を聞かせてくれたことがSNSで大きく話題を集めた。異例中の異例ではあるが、こんなサプライズが実現したのも、長年応援してきたファンのマナーが良いから、という声が多数寄せられていたのが印象的だ。

 年齢を重ね、渋カッコいいと言う言葉がハマるのだが、アップデートを厭わず、挑戦し続けるV6。大きな節目を迎えるが今後のパフォーマンスがさらに楽しみである。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています



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