King & Prince、“アメリカ武者修行”も経て向上したダンススキル 2ndアルバム発売までの激動の一年を振り返る
冒頭の言葉は平野紫耀。「ついにやってきましたね。怖ぇー、怖ぇー」と、わずか数秒間だったが、嬉しさと期待、同時にヒリヒリとした緊張感が入り混じる心情が伝わってきた。この全貌は9月2日発売の2ndアルバム『L&』初回限定盤Bに付属する特典映像で明らかになる。
1stアルバム『King & Prince』の発売が2019年6月。この1年ほどの間に、グループとしては歌番組の常連アーティストとして名を連ねるほど出演し、グループの知名度はすっかり定着。個人としてもドラマに映画、バラエティ番組、ラジオと相次いで出演してきた。
ジャニーズ初の少女マンガ家としてデビューした髙橋海人は少女漫画誌で連載がスタート。神宮寺勇太は『名所から一番近い家』(テレビ朝日系)で初の単独MCに挑戦。岸優太は『24時間テレビ43』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーの一人に選出され、生放送で歌舞伎にも挑戦した。
永瀬廉は映画『弱虫ペダル』で主演を務め、単独ラジオ番組もスタート。平野は主演映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』に出演したほか、『Premium Music 2020』(日本テレビ系)ではSexy Zone・中島健人と共に初の番組MCを、そしてドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(同局)で中島とW主演と、デビュー2年目のグループとして勢いある活動を重ねてきた。一方で、恩師を亡くすという悲しい出来事に、コロナ禍と、彼らにとっても激動の一年だったことだろう。
音楽も変わらず、誰もが聴きやすいJ-POPから、ダンスナンバーと幅広いジャンルを歌っているのだが、ダンススキルが明らかな向上をみせた。