IDOLiSH7 和泉三月はファンをポジティブにしてくれるアイドルだ ソロ曲「三日月のヴェール」から考察

和泉三月「三日月のヴェール」

 努力だけで夢や願いの何もかもが叶うわけではないが、そこへ向かう努力がかけがえのないものであるということを、楽曲で、ステージで、己の姿で、和泉は気づかせてくれる。そして彼は正しく、ファンにとっての励みとなる。これはファンとアイドルという特殊な相互関係において、最も幸福な形ではないだろうか。

 等身大で親しみやすいキャラクターだからこそ、「彼ならどう思うのだろう」「彼ならどうするだろう」という想像が働きやすく、そこに誠実で一生懸命、前向きなキャラクターが加わることで彼自身がファンの行動指針となり、彼の存在によってポジティブになれる。これは和泉三月自身のアイドルとしての天賦の才というよりほかない。

 誰よりもアイドルに憧れたからこそ、アイドルとしての本質を貫いてファンに笑顔を送り、私たちをポジティブにする和泉三月。彼にとってアイドルという職業は天職なのだろう。これからもさらなる夢への道のりを、私たちは共に歩んでいける——彼の歌声は、そんな幸せな確信をさせてくれる。紛れもなく彼がアイドルというものを深く理解し、アイドルであることに喜びを感じているということに他ならない。

 そして、彼が夢の続きを邁進する道中でいかなる困難が起きようと、彼には強い絆を結んだ仲間やライバル、何より自身によく似た優しさと強さを持つファンが大勢ついている。それこそが、彼が最高のアイドルである証なのだ。



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