King & Princeが愛される理由を見た――徹底されたエンターテインメントショー、圧倒的で先鋭的な挑戦の足跡

King & Princeがライブツアー『King & Prince DOME TOUR 2026 STARRING』を開催中だ。1月の福岡公演、大阪公演を経て、2月に東京、3月に愛知をまわる4大ドームツアー。2月18日、19日に行われた東京ドーム公演は、2日間で11万人を動員した。本稿では、2月18日の東京ドーム公演の模様をレポートする。なお、ライブの内容に詳しく触れるため、愛知公演を控え、ネタバレを避けたい方はご注意願いたい。
ライブ前には、メディアを集めての囲み取材が行われた。まず最初に、昨年に引き続き東京ドームに帰ってきた心境を聞かれると、永瀬廉は「昨年は3大で、今年は4大ドーム。(髙橋)海人とも話して、前回とは違ったドームの使い方をして、まったく違ったものになればいいと思っていました。『STARRING』は一緒に頑張って、(楽曲を)選ばせていただいたり、作ったり、話し合って強い曲たちをバランスよく入れられたなと思っていますし、今年もみなさんが楽しんで、そして我々も楽しめるライブになった」「本当に、ずっとわくわくしていますね。ライブではそのわくわくをみなさんと一緒に爆発させて、熱狂的なライブにしたい」と自信と意欲を明かす。
髙橋海人は「前回(東京ドームで)やらせていただいた時、『ふたりでもドームを掌握できるんだ』と、不安から一気に自信に変わった。今回は一切不安がなく、キンプリらしい、いろんなスパイスの効いたライブができたと思う。福岡、大阪もファンのみなさんと熱狂できましたし、東京でお仕事をご一緒させていただいた方もきてくださると思うので、みんなに『大きくなったよ』っていうところも見ていただきたいです。東京ドームには思い入れがあるので、一段とぶちかましていきたいです!」と熱のこもったコメントを口にする。

昨年発売されたアルバム『STARRING』のリード曲「Theater」は各SNSでヒットを飛ばし、海外でも支持されているが、「みなさんがSNSとかいろんなところで広げてくれて、いろんな方が真似してくれたり。ファンの方も気づいていると思うので、逆にプレッシャーだった(笑)。(今回のツアーで)初めて生でライブでやるから、1公演目なんかは『いつやるんだろう?』という空気感も感じていたので、気合いが入りました」と永瀬が語ると、髙橋も続いて「ファンのみんなが(振り付けと同じように)肩を上げてくれたりして、その景色も面白い。素敵な曲に出会えた」と楽曲に自信を覗かせる。
50TAの楽曲提供で話題になった「希望の丘」のコール&レスポンス「頂きます」を実際に受けた時の気持ちを聞かれると、「『希望の丘』ではいろいろな種類を差し上げているから、『希望の丘』が終わったあとは、俺らには本当に何も残ってない(笑)」「全部差し上げてるから、空っぽの状態(笑)」と笑いを交えながらのやり取りを見せた。
さらに、台湾で放送された『2026超級巨星紅白藝能大賞』への出演も話題となったが、海外でふたり揃ってファンの前に立つのは初めてだったとのこと。髙橋は「もちろん自分たちのライブに海外のTiara(ファンの呼称)のみなさんがきてくれて、応援してくださっているのは知っていたんですけど。自分たちから会いに行ける機会があればと思っていたので叶って嬉しい。あらためて自信に繋がった」と喜びの表情を見せた。

3月には永瀬主演の映画『鬼の花嫁』の主題歌となるシングル『Waltz for Lily』が発売される。この楽曲について永瀬は「運命の人との出会いを描いた曲。作品に寄り添って和のテイストもあり、ワルツという初めてのジャンルで。節々に『この音、めっちゃきれいやな』というポイントが詰め込まれてます。歌詞の内容も(作品に寄り添っているものの)そんなに(日常と)かけ離れていなくて、自分に置き換えられるような感じ。日本語のきれいさを堪能してもらえる楽曲」と語る。髙橋も「廉からの気合いを感じていて、『もっとこうしたい』とアレンジを引っ張っていってくれて頼もしかった」「映画でこの曲がかかるのが待ち遠しいですよね。推し活みたいな感じで、僕も劇場に行けたらなと思います!」と笑顔を見せた。
この公演の数日前、2月15日はKing & Princeがふたり体制になって1000日を迎えた日。永瀬は「もう気づいたら1000日。今までは振り返る暇もなく、できることやファンが喜ぶことに向き合ってきて、走り続けたら1000日。自分たちらしく一歩一歩、よりKing & Princeが強くなっていった1000日間だった。これからも歩き続けられる道を踏みしめながら、噛み締めながらふたりで歩んでいきたい」と話す。髙橋は「ふたりになってからは1000日ですけど、“人間・永瀬と高橋”はもっと長い日々を過ごしてきた気がしていて」「ジュニアの頃は仲間でありライバル意識があったりしたところから、今ではすべてが愛おしく見えて。公園とかでおじいちゃんとおばあちゃんがイチャイチャしてるのってこんな感じなのかな、みたいな。安心感がある。でも、当たり前じゃないので奇跡的な時間を過ごしています」と話す。永瀬も「10年くらい一緒にいるけど、今がいちばん海人のことが好き。長ければ長いほど、より深く見えてきたからこそ、そういう気持ちになってる」と続けた。髙橋が「この流れで1000年を目指していきたい」と意欲を見せると場が笑いに包まれ、「さすがに死んでる(笑)」と永瀬が返すと「いや、来世も! 来来世も!」と笑顔で髙橋は返していた。ふたりの強い絆を感じさせるやり取りで終始和やかな会見となった。























