レジー初の著書『夏フェス革命』刊行決定! 一大産業“夏フェス”成功の裏側に迫る

 音楽ブロガー・ライターのレジー初の著書『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』が、12月11日に株式会社blueprintより刊行される。

レジー『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』

 1997年のフジロックフェスティバルの初開催から20年あまり、夏フェスはどのようにして「音楽ファンのためのイベント」から「国民的レジャー」となったのか。同書では、世界有数の規模に成長したロック・イン・ジャパン・フェスティバルの足跡や周辺業界の動向、メディア環境の変化などに触れながら、エンターテインメントとして、またビジネスとして、フェスが成功した仕組みを考察している。

 著書のレジーは、リアルサウンドにて2015年より『レジーのJ-POP鳥瞰図』を連載中。アーティスト/作品単体の批評にとどまらない、日本におけるポップミュージックの受容構造を俯瞰した考察が話題に。自身のブログ「レジーのブログ」においても、いきものがかり水野良樹、UNISON SQUARE GARDEN田淵智也、SKY-HIなどに単独インタビューを行い、「ポップミュージック」や「フェス」のあり方を多角的に検証してきた。現在は、『MUSICA』『M-ON! MUSIC』にも定期的に寄稿している。

 また、著者は普段、戦略コンサルタントとしてコンサルティングファームに勤務。『夏フェス革命』では音楽ライターとコンサルタント職の二つの視点から夏フェスの変貌を解き明かしており、SNS普及以降に定着した「ユーザー主導の消費スタイル」を先取りしていたことが、成功の鍵だと分析している。

 なぜ夏フェスは一大産業となったのか。夏フェスの定着によって音楽シーンはどう変わったのか。そしてフェスが先取りしていた現代社会の未来とは。2017年における最新音楽論の決定版『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』は、現在Amazonにて予約受付中だ。

■商品情報
『夏フェス革命 〜音楽が変わる、社会が変わる〜』
著者:レジー
価格:1,600円(税抜き)
発売日:12月11日(予定)
判型:四六版
頁数:約224頁(予定)
発行:株式会社blueprint
発売:垣内出版株式会社
ISBN:978-4-7734-0505-7(C0073)

<内容紹介>
 音楽ブロガー・ライターとして人気を博すレジーによる待望の初著書。
 2012年7月に音楽ブログ「レジーのブログ」を開設し、現在は音楽媒体「Real Sound」「MUSICA」「M-ON! MUSIC」を中心に寄稿。アーティスト/作品単体の批評にとどまらない「日本におけるポップミュージックの受容構造」を俯瞰した考察が、業界内外で評判を呼んでいる。また、普段はコンサルティングファームにて事業戦略立案、マーケティング戦略立案、新規事業開発などに従事している。
 日本のロックフェスティバルの先駆けとして1997年にはじまったフジロックフェスティバル。その後、ライジングサンロックフェスティバル、ロック・イン・ジャパン・フェスティバル、サマーソニックが開催され、2000年には現在の「4大フェス」が揃う。それから今に至るまで、「夏フェス」はどう変わってきたのかーー。
 今や夏の一大レジャーとして定着した「夏フェス」。豪華アーティストの共演が売りだった音楽ファンのためのイベントが、多様なプレイヤーを巻き込む「一大産業」にまで成長した鍵は、主催者と参加者による「協奏」(共創)にあった。世界有数の規模に成長したロック・イン・ジャパン・フェスティバルの足跡や周辺業界の動向、SNSなどのメディア環境の変化を紐解きながら、その進化の先にある音楽のあり方、そして社会のあり方を探る。

<著者紹介>
 1981年生まれ。海城高校、一橋大学商学部卒。大学卒業後の2004年から現在に至るまで、メーカーのマーケティング部門およびコンサルティングファームにて事業戦略立案、マーケティング戦略立案、新規事業開発、新商品開発などに従事。会社勤務と並行して、2012年7月に音楽ブログ「レジーのブログ」を開設。アーティスト/作品単体の批評にとどまらない「日本におけるポップミュージックの受容構造」を俯瞰した考察が話題となり、2013年春頃から外部媒体への寄稿を開始。主な寄稿媒体は「Real Sound」「MUSICA」「M-ON! MUSIC」など。
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