森山直太朗、おぎやはぎ 小木に「さくら」MV出演断られた過去語る 「今考えると本当に良かった」

 12月15日放送の『ミュージック・ポートレイト』(NHK Eテレ)にバナナマン・設楽統と森山直太朗が出演。それぞれ人生の節目で心に響いた「大切な音楽10曲」をテーマに語り合った。

 2nsシングル『さくら(独唱)』が大ヒットとなった森山。「俺たち『さくら』のすぐ後ぐらいに会ってるんだよね。初めて」と設楽が投げかけ、続けて「後に聞いたんだけどさ。『さくら』のMV録る時におぎやはぎとバナナマンに出てもらいたいって」と森山に確認すると、森山は「言った。言った」と思い出す様に返答。しかし、MVには2組は出演していないことについて森山が「今考えると本当に良かったなと思いますね。小木(博明)の時点でストップされたんですよ」と当時を振り返り、「ヤダよ、こんなダセえ曲」と小木に出演を断られたことを明かし、設楽の笑いを誘った。

 『さくら(独唱)』は120万枚のセールスを記録し、森山は『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への初出場も果たす。一気に頂点に立つものの、森山には複雑な思いがあったという。「当時は『僕に起こったことじゃない。乱れないぞ』とずっと自分に言い聞かせていて。(デビューの頃から)ハングリーな気持ちでやってきて『大番狂わせを起こしてやる』と思ってましたから。でも、(ヒットした後の)ビジョンがなかったんですよね」とコメント。「夏の終わり」「生きとし生ける物へ」などデビュー前からストックしていた曲がヒットするも、5年が経ちついに曲のストックがなくなる。そこで初めて自分と向き合い、何を歌うべきなのか考えた末に出来た楽曲が「生きてることが辛いなら」であったという。

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