嵐、関ジャニ∞、NEWS……「和」テイストのジャニーズ楽曲はなぜ増えている?

NEWS 「KAGUYA」

realsound-newsth_.jpg(C)タナカケンイチ

 サッカーとのタイアップ曲が続いていたNEWSが、2015年の年明け早々に発表した「KAGUYA」。これまでの楽曲とは一転し、大人の色気が溢れる曲で、写真家・蜷川実花が手掛けたMVでジャニーズファン以外にも広く知られた。ついついMVに評価が行きがちだが、曲の構成も面白いものになっている。全体を通して琴や三味線などの和楽器を使って和のテイストを出しつつも、ダンスミュージックを融合していたり、シンセサイザーを使ってスベーシー感を表現していたりするのだ。ネット上では「和風EDM」とも評され、NEWSの可能性を広めた一曲と言えるだろう。また、2015年に行なわれたコンサート『NEWS LIVE TOUR 2015 WHITE』ではスクリーンを使った演出がなされ、PV通りの世界観を表現。セットリストの中盤に大きな転換ポイントを作り、ファンを飽きさせない工夫につながった曲である。

 他にもKis-My-Ft2が「SHE! HER! HER!」を和楽器Remixしたり、Hey! Say! JUMPの「愛よ、僕を導いていけ」やA.B.C-Zの「Moonlight walker」のように歌謡曲テイストの楽曲が発表されたり、昨年からジャニーズは日本らしさを全面に押し出しているように感じる。これは音楽シーンを盛り上げているK-POPやEDMへの対抗馬であると考えられるし、オリンピックに向けて音楽シーンから日本を盛り上げているとも考えられる。今年はどんなジャニーズらしい楽曲が聞けるのだろうか。ますます目が離せない。

(文=高橋梓)

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