AKB48北原里英、“学生同士の恋愛”を妄想ドラマに「告白が上手くいかない感じを愛おしく描いた」
『AKBINGO!』の7月1日放送分にて、AKB48グループのメンバーによる「妄想ドラマフェスティバル(後編)」が行われた。
同企画は、メンバーが自身の妄想恋愛を脚本にし、監督として映像化に挑戦したもの。今回は峯岸みなみ、山内鈴蘭、込山榛香、北原里英、田中菜津美、三田麻央の6人による妄想劇が繰り広げられた。前編では、峯岸・込山・田中の妄想を脚本・映像化。それぞれ好みが反映された個性的な作品となった(参考:AKB48峯岸みなみのサディスティックな演出に島崎遥香ドン引き 「こういうの好きなんだ…」)。
後編1番手の監督を務めた山内は、加藤玲奈・宮澤佐江・柴田阿弥・谷真理佳・佐藤七海を起用し「グループ交際からの勇気」をテーマに制作。男役の宮澤が加藤に告白し、一度は振られたかに見えたものの、最後にはハッピーエンドを迎えるという展開に、審査員を務めた映画コメンテーターの有村昆が「大どんでん返しが良かった」とコメントするなど、好評を博した。
続いて作品を披露したのは北原だ。過去にAKB48の楽曲「銀色の空の下で」のMVを手掛けた“監督経験者”であることから、メンバーの期待も高かった彼女の作品のテーマは「後輩男子との恋」。先輩女子役に小笠原茉由、後輩男子役に中野郁海を起用し、教室内での告白シーンを描いた。小笠原が他の生徒からの視線をさけるため、カーテンの中に2人で隠れるシーンでは、背の高い設定の中野に対して小笠原が背伸びをする様子を、足下のアップ映像で表現するなど、高度な演出も見られた。そのカメラワークにスタジオのメンバーからは黄色い歓声が上がり、VTR終了後、宮澤は「キスしてほしかったけど、(あえて)足か!」と、その凝った演出に感嘆した。北原は「告白が何回も邪魔されて上手くいかない感じを愛おしく思える感じにしたかった。カーテンの中に入るのは、学生時代から憧れていた」と、その演出の意図を明かした。