2020.11.12 19:59

『水溜りボンドのANN0』第31回おさらい　Travis Japanとのコラボにトミー興奮「世の中の男性はみんな勘違いしてる」

文＝こたにな々

気鋭のSSW・秋山黄色のMVをカンタが監督

楽しみ。
本日のオールナイトニッポン0もよろしくお願いいたします！！！ https://t.co/bw7PlILJl1

— カンタ（水溜りボンド） (@kantamizutamari) November 5, 2020

　また、この日のラジオ内では、“フル尺初解禁”として、栃木県出身のシンガーソングライター秋山黄色の新曲「サーチライト」が初オンエアされた。

　秋山黄色は2017年より音楽活動を開始。音楽通には早くから注目されており、今年の3月には1stフルアルバム『From DROPOUT』を提げてメジャーデビューも果たした。ドラマ『先生を消す方程式。』（テレビ朝日系）の主題歌も担当し、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

　なぜそんな秋山黄色の新曲が水溜りボンドのラジオ内で初披露されたかというと、カンタが“佐藤寛太”名義でMVの監督を務めているからだ。カンタはYouTubeを始める以前から映像制作を学んでおり、過去にも岸洋佑や室井雅也らアーティストのMVを手掛けている。また、今年の8月に監督として制作した水溜りボンドチャンネルの動画「ハッピー毎日投稿終了前ソング」も1000万再生を突破しており、映像作家としての手腕をコンスタントに発揮してきた。

　今回はカンタが憧れている映像作家の関和亮氏をアドバイザーに迎えて制作。関はカンタも愛聴している星野源の「アイデア」や「SUN」、またサカナクションやPerfumeなど、数々の人気アーティストのMVを手掛ける大物だ。2019年にはアニメ映画『天気の子』の主題歌にもなったRADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」のMVも制作しており、カンタはYouTubeのメンバーシップ限定動画のために訪れた北海道の旅先で、ベロンベロンに酔っ払いながら、浴場の脱衣所でこのMVを20回以上は観賞したことを告白。トミーからは「お前、フルチンで周りのスタッフの人にずっとおんなじ感想言い回ってたよ」と暴露されるほど、衝撃を受けたようだ。

　今回は関の所属するクリエイターズ・カンパニーである株式会社コエに、カンタが直接アプローチすることでタッグが実現。「水溜りボンドとしての普段の動画では出ていない、日々の葛藤や挫折などが作品として出せたんじゃないか」と監督して真剣にアピールした。

　トミーも「『カンタはポジティブだ』という見え方を普段されてるけど、周りにそう見られるような空気を出すことを背負ってる。葛藤をその場で表情にすぐ出すんじゃなくて、その場は堪えて、作品に昇華するのはすごい」と、いつも隣で見ている相方ならではの言葉で作品を後押しした。

　しかし、そんないい話で終わらないのが『水溜りボンドのANN0』。その後、リスナーからの「映像とはなんですか？」という、どう答えてもスベることが約束されている大喜利メールが殺到し、“佐藤寛太監督”をイジる流れに発展。急激に説得力がなくなるいつものカンタに戻るのであった。

　なお、カンタが手掛けた「サーチライト」のMVは、11月13日23時より秋山黄色のオフィシャルYouTubeチャンネルでプレミア公開される。ぜひお見逃しなく。