『水溜りボンドのANN0』第9回おさらい 敬愛するレジェンド・HIKAKINを語る
人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がMCを務める『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第9回目が5月28日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集めているラジオ番組をさらに楽しむために、今晩の放送を前に第9回放送の振り返りと今後に向けたポイントをお伝えしたい。
前回の宿題…
🍎新しいステッカーを考えてくる🍎ラジTubeガチ勢ぴえんの放送は、
radikoタイムフリーでもう一度聴けます👇https://t.co/MCAvUPhMlY…#水溜りボンド pic.twitter.com/7qU9FkbkEr— 水溜りボンドのオールナイトニッポン0 (@mizuann0) May 30, 2020
<これまでの振り返り>
■第1回おさらい バズを起こした初回放送の内容は?
■第2回おさらい “ガチ勢”リスナーとのバトル!
■第3回おさらい ナイナイ岡村との距離は縮まるか?
■第4回おさらい 輝き出したフリートーク
■第5回おさらい リスナーにいじり倒されるトミー
■第6回おさらい 三四郎・相田に発見されたふたり
■第7回おさらい なぜトミーは「大根」に?
■第8回おさらい 三四郎・相田との“プロレス”の行方は?
■第9回を「radico」のタイムフリー機能で聴く
ナイナイとの絡みは継続か!?
同じく木曜日、ANN第1部のパーソナリティをつとめ、5月14日放送より、2014年以来の5年半ぶりにコンビとしての番組を復活させたナインティナイン。これにはお笑い好きな水溜りボンドも大興奮で、「毎週挨拶しにいける!」と息巻いていたが、なんとナイナイ側が収録に切り替わることを発表していた。
もう二度と会えないのではないか……と二人が落胆するなか、岡村からの“YouTuber=チェーンソーを振り回してそう”という誤解を払拭する一連の流れはどうなるのか!?という“チェーンソー問題”が浮上(すでに『さよならチェーンソーの会』というレギュラーコーナーまで爆誕してしまっている!)。しかし、そんな二人の気持ちに応えるように、なんと先週のナイナイの放送では、“ボンドさん情報”と題して、事前に水溜りの二人に聞いていた“矢部浩之のかっこいい所”を岡村伝いに矢部本人に発表するという、水溜りボンドのコーナーが誕生していた。
ちなみにトミーは、日本テレビ系で放送されている『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』が好きな様子で、岡村の休業中にピンチヒッターとして出演した矢部が、あの東野が止めにまわるくらいディレクターに突っかかるという、珍しいボケを披露した際の“やさぐれ具合”がカッコよかったと振り返っていた(ぼんやりと褒めるのではなく、具体的な出演例を挙げる、トミーのお笑い愛が個人的にはアツい)。岡村からの“チェーンソー誤解”も継続していたので、しばらくはまだナイナイとの絡みは続きそうだ。
ついに番組ステッカーが決定?
番組ステッカー
右:トミー作
左:カンタ作#水溜りボンドANN0 pic.twitter.com/gXgkkkgQ3r— 水溜りボンドのオールナイトニッポン0 (@mizuann0) May 28, 2020
YouTuberという存在にいまだ懐疑的な深夜ラジオリスナーと仲良くなるべく、毎週リスナーからの課題をこなすコーナー『水溜り。をプロデュース!!』。先週出されたお題は、Mac Bookのカバー面にあるリンゴマークに、思わず貼りたくなるような番組のノベルティステッカーを考えてくることだった。
お互い真面目に真摯に課題を毎週こなしてくる二人だが、今週もトミーの世間とのズレが発覚(ちなみに、これまでのズレはこちら→音楽をこの世で2曲しか知らないトミー/デッサンという概念を知らないトミー )。カンタが持ってきた程よいステッカーサイズの絵柄に対して、トミーは「いや、Mac Book覆い隠すんかい!」というくらいのサイズ絵を持参したのだ。加えて、完全にラジオではなくYouTubeプロモーション用のステッカーを考えてきたため、トミーの頑張りは今回も浮かばれないものとなった。
ちなみに、放送中にトミーが水溜りボンドのロゴやグッズイラストなどを担当するwakutaに呼びかけたところ、放送終了を待たずして、カンタとトミー二人の案を合体させた完璧なお仕事がTwitterに投稿され、話題となった。
( 超 絶 仮 )#水溜りボンドANN0 pic.twitter.com/F2h4JHQYvJ
— wakuta (わくた) (@_wakuta) May 28, 2020
三四郎・相田とのバトルはいかに?
ことの発端は第6回放送で、“しゅーじまん”こと三四郎・相田周二のYouTubeチャンネルを褒めてしまったことだった。気を良くした相田が『三四郎のANN』で「トミーは俺をライバル視してる!」と発言したことから、その翌週にはトミーが「もうちょっと編集とかSEとか入れた方がいいですよ。菅田将暉の名前を入れてあの再生数はない」などのラジオ上での憧れの絡みとも言えるプロレスバトルを開始。途中、大先輩の相田がしょげるという大事件もあったが、ついに今週、トミーが“しゅーじまん”に送った生牡蠣を食べる動画がしゅーじまんチャンネルに投稿された。
トミーが送ったのは、さすがYouTuber界のグルメ王ともいえる、おそらく高級品であろう巨大生牡蠣を10個と、蒸し牡蠣用が4個、カキフライ用が5個の大サービス。動画内容はいつも通り、ノー編集・ノーテロップ・ノーSEで、30分かけてただただ牡蠣を食すという、しゅーじまん流だ(筆者によるしゅーじまんチャンネルの分析はこちら)。
ただ、恐ろしいのはしゅーじまんの豹変ぶりであり、「大先輩のトミーさんから急に差し入れが届いて、もしかしたら見てくれてるのかな? え、嬉しいな」という邪心を全て削ぎ落とした名演技を披露! ラジオで散々煽り倒していた相田の姿はどこにもない。コメント欄を見る限り、おそらく三四郎のANNリスナーが視聴層の大半を占めていると予測されるなかで、まっさらな演技を貫き通す相田の末恐ろしさがこの動画のハイライトであった。
ちなみに6月3日現在で再生数は3.6万再生。「10万再生いかなかったら謝りますわ」と言ってしまったトミーの今後はいかに……。ちなみに三四郎との仲を良くしたいカンタは、「“Zoom飲み”なんかどう?」と飲み会に滅多に参加しないキャラであるにも関わらず、自ら提案。「カンタ、動きます。」(by憧れの松本人志)の言葉を放送中に残しており、今後の展開から目が離せない。