『水溜りボンドのANN0』第22回おさらい “地上波初冠番組”裏側にはトミーの知られざる努力
人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がMCを務める『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第22回目が8月27日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集めているラジオ番組をさらに楽しむために、今晩の放送を前に第22回放送の振り返りと今後に向けたポイントをお伝えしたい。
🐳#水溜りボンドANN0🐳
ありがとうございました‼️#うどん
PM説
天かすの思い出〜おわらない🌏おわらい〜
はradikoタイムフリーでもう一度聴けます👇https://t.co/fGeVAW4XNU再来週は #ロンブー #田村淳 さん生登場‼️ pic.twitter.com/7MsMBxlHPo
— 水溜りボンドのオールナイトニッポン0 (@mizuann0) August 27, 2020
<これまでの振り返り>
■第1回おさらい バズを起こした初回放送の内容は?
■第2回おさらい “ガチ勢”リスナーとのバトル!
■第3回おさらい ナイナイ岡村との距離は縮まるか?
■第4回おさらい 輝き出したフリートーク
■第5回おさらい リスナーにいじり倒されるトミー
■第6回おさらい 三四郎・相田に発見されたふたり
■第7回おさらい なぜトミーは「大根」に?
■第8回おさらい 三四郎・相田との“プロレス”の行方は?
■第9回おさらい 敬愛するHIKAKINを語る
■第10回おさらい 三四郎・相田と“直接対決”へ!
■第11回おさらい トミー&しゅーじまんの“和解”が成立
■第12回おさらい 神木隆之介のYouTuberデビューに大興奮
■第13回おさらい カンタが星野源に“謝罪”
■第14回おさらい 星野源とのコラボが実現不能に?
■第15回おさらい カンタ、ジャニーズとの交流明かす
■第16回おさらい カンタ“インスタ乗っ取られ”の真相
■第17回おさらい 大スター・あいみょん登場
■第18回おさらい トミーの一番忙しい誕生日
■第19回おさらい 占いに懐疑的な二人が手のひらを返す
■第20回おさらい Official髭男dism・藤原聡、登場!
■第21回おさらい 「ハッピー毎日投稿終了前ソング」制作秘話
水溜りボンド、地上波初冠番組がスタート
テレビ神奈川にて10月3日から毎週土曜22時に「水溜りボンドの〇〇行くってよ」が始まります!
水溜りボンド、地上波での初冠番組です!!
相方と相方の地元で番組が持てて凄く嬉しいです!ずっと続く愛される番組にできるよう頑張ります。
いつも応援ありがとう。また違う景色をみんなで観ましょう! pic.twitter.com/xfmQ2elBF0— トミー(水溜りボンド) (@miztamari_nikki) August 27, 2020
ラジオ放送同日に、10月より初の地上波冠番組である『水溜りボンドの〇〇行くってよ』(テレビ神奈川)がスタートすることが発表された。発表前に、トミーのTwitterで「今日は僕が1年半以上ずっと準備してきた事が発表されます。少し驚かせてしまうかも知れません」と呟かれていたことから、様々な憶測が飛び交っていたが、とても喜ばしい発表にファンも盛大に祝福。ラジオでは発表後の二人の思いが語られた。
tvkで10月3日よりスタートする番組は、二人が神奈川県内の様々な場所をロケする30分番組。カンタの地元・神奈川で、視聴するファンもロケ地を巡れるよう、友人と出かけるのに適した場所や、遠方の学生も修学旅行などで行ける場所を選出するなど、水溜りボンドらしく、視聴者のことを考えた番組作りとなっているようだ。
そして、さらに「今回、冠番組が決まったのは全国に応援してくれる方々がいたから」と感謝を忘れない二人は、全国、いや、世界中の人たちが見れるようにと、民法公式テレビサイトである『TVer』で見逃し配信をした後、自分たちのYouTubeのサブチャンネルに動画として投稿することも発表。このような懐の深い条件を呑んでくれたのは、4年前、水溜りボンドがYouTuberを始めてまだ2年ほどのときに、当時大学生だった自分たちを年末の番組のコメンタリーに起用してくれたtvkだからこそだと感謝。さらに番組は、様々な大人の事情やしがらみなどに縛られることのない、二人らしい自由度の高いものとなっているようだ。
企画を動かす、裏方としてのトミー
ラジオ内では、番組のオファーをもらってから1年半もの間、演者でもあるトミー自らが番組の会議に参加し、アイデア出しや交渉を続けていたことも明かされた。「これまでたくさんの大型企画を水面下で進めていくなかで、途中で頓挫していったものも、もちろんいっぱいあって、今回の冠番組企画ももしかしたら世に出せないかもしれないという不安を抱える瞬間が何回もあった」「でも、こうして無事に発表できてよかった」と、裏方として尽力したトミーの本音が語られる。トミーは続けて、「YouTubeではできなかったことや、まだYouTubeでは見せていなかった素の部分を見せれるような番組」としており、「水溜りボンドを一生仕事にしていこう」というトミーのプロデュース能力も垣間見られた。
そして、同じくラジオ放送日には、YouTubeにも『相方(トミー)について。』という、カンタがトミーを語る動画が投稿された。以前『相方(カンタ)について。』としてトミーがカンタの才能やリスペクトしている面を80分たっぷり語った動画の逆バージョンだ。今度はカンタが普段動画には映らない“裏方”で力を尽くすトミー の努力を称える。動画はトミーと同じく、2013年に水溜りボンドとして初の舞台に立った下北沢にあるライブハウス「近松」(旧「CAVE-BE」)で、初衣装だったという2016年の「YouTube FanFest」時に着用していたお揃いの青いチェックのジャケットを着て展開。二人をUUUMネットワーク時から知るUUUMのCOOとの対談や、同じクリエイターかつ先輩として、昔から二人を見てきた、おるたなChannelの渋谷ジャパンとの対談がアップされた。
「(イベント企画やグッズ案などの)YouTubeという動画以外の“裏方仕事”をクリエイター自らで進めるトミーはまれな存在」であり、「自分たちがやりたいことを自らで会議にかけ、大勢の大人たちと対等に意見を交わすトミーの凄さ」だと語られ、さらに「実際に通った企画をやった後も、企業やクライアンのフィードバックを必ず聞きに事務所に来る」という、真摯な姿勢も明かされた。
昨年、イベントで8000人規模の幕張メッセを手配できたのも、トミーが裏で動き続けていたからこそ。一番信用できる相方が“裏方”を引き受けてくれることによって、カンタは動画編集や投稿に集中することができ、毎日投稿を6年もの間続けることができたのだろう。水溜りボンドの“可能性”を自ら会議にかけ、自分たちだけではなく“YouTube界全体”を盛り上げることに貢献してきたトミーの、今までハッキリとは明かされなかった姿が相方カンタや周りの人たちから語られたのだった。