『水溜りボンドANN0』第7回おさらい 二人の“お笑い愛”が爆発&なぜトミーは大根を持参?

 人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がつとめる『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第7回目が5月14日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集め、放送開始から毎週Twitterの国内トレンド1位を記録。そんな二人が今週目にした歴史的奇跡とは? 今晩の放送を前に第7回放送を振り返り、今後に向けたポイントをお伝えしたい。

<これまでの振り返り>
第1回おさらい バズを起こした初回放送の内容は?
第2回おさらい “ガチ勢”リスナーとのバトル!
第3回おさらい ナイナイ岡村との距離は縮まるか?
第4回おさらい 輝き出したフリートーク
第5回おさらい リスナーにいじり倒されるトミー
第6回おさらい 三四郎・相田に発見されたふたり
第7回を「radico」のタイムフリー機能で聴く

ナイナイのANN復活、Twitterトレンドで名前が並ぶ

 冒頭でもお伝えした通り、『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』は4月の番組開始時からその注目度によって、毎週Twitterの国内トレンド1位を獲得し続けてきた。しかし今週、初の国内トレンド2位に陥落。一見悲しい出来事のように思えるが、実はその日トレンド1位を獲得したのは5年半ぶりに番組名をコンビ名に改めた『ナインティナインのオールナイトニッポン』だった。

 2014年にレギュラーパーソナリティから退いた矢部浩之がその日より再びパーソナリティーとして復帰し、岡村隆史と共に再始動するという記念すべき日。もちろん、お笑い大好きの二人はこの事態にえらく感激。岡村に毎週挨拶できることだけでも舞い上がっていた二人だったが、今週は矢部に「新人なんでよろしくお願いします」と逆に言われてしまったことにタジタジだ。番組冒頭では興奮と謙遜に次ぐ謙遜を見せたが、Twitterトレンドでは目に見える形で26年続く歴史的番組とのワンツートップを飾った快挙を大勢のリスナーと共に祝福したい。(おめでとう!!)

お笑い愛が爆発、ガキ使を語る

【ガチ検証】遠藤にUUUM移籍ドッキリ!!思わぬ結末が…

 この週は二人のお笑い愛が爆発! 前々回放送でも語られたように、大学時代お笑いサークルに所属していた二人が仲良くなったきっかけはダウンタウンだった。特に二人が好んで見ていたのはダウンタウンの代表作と言える伝説のコント番組『ごっつええ感じ』や、現在も続く長寿バラエティー『ガキの使いやあらへんで!』。しかし、2010年代に学生だった若い二人の周りでは、ダウンタウンはすでに“MCの人”という認識であり、二人のダウンタウン愛の熱量について来れる者はいなかった。そんな中で出会ったのが、カンタとトミーというお互いであり、現在もお笑いへの愛は尽きない。

 そして先月、所属事務所のUUUMが吉本興業と業務提携したことによって、「ガキ使」のレギュラーメンバーであるココリコ遠藤章造がついにYouTuberデビュー。「ガキ使」でおなじみの“ホホホイ”や、「夜の口パクヒットスタジオ」を彷彿とされる森進一モノマネなども惜しみなく投稿される中で(ちなみに筆者は“ダイナマイト四国”が投稿されるのを待ちたい!)、先週投稿された遠藤に対するドッキリ動画内に、水溜りの二人もよく知るUUUMの市川義典取締役が仕掛け人として登場。もう一人の仕掛け人として「ガキ使」でおなじみのダウンタウン元マネージャー藤原寛氏も出演しており、ずっと憧れていたTV番組との距離が縮まったことや、コラボも夢ではないことに大興奮する二人の様子が見られた。

 ラジオが始まり、ファンとして嬉しいのは、二人のマニアックな一面や、YouTubeのサブチャンネル以上に語られる二人のパーソナルな側面が知れること。たしかに二人はYouTubeのサブチャンネル内で「水溜りラジオ」として今までも視聴者に自分たちのことを隠さず語ってきれたが、どこかやはりYouTubeの若い視聴層を意識して、話にある程度のストップがかかっていたように思う。

 しかし、深夜ラジオリスナーとも親和性の高い“お笑い”の話をこういう風に深く掘り下げ、より詳しく二人の内緒話を聴くような感覚でトークを楽しめるのは、ファンにとっても貴重なことだと二人に伝えたい。ラジオとYouTubeのすみ分けをまだ少し模索している二人だが、二人が本当に話したいディープな話題を、遠慮なく話してほしいと筆者は思う(ちなみにカンタはダウンタウンの好きな作品として『働くおっさん劇場』という深夜に1年半しかやっていなかったマニアックな作品を選出。私もイチ深夜ラジオリスナーとして「こういうの良いよ!!」と、もっと応援したくなった)。

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