『水溜りボンドのANN0』第25回おさらい 田村淳が種を蒔いた“ナイナイとのプロレス”の行方は?
人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がMCを務める『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第25回目が9月17日に放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集めているラジオ番組をさらに楽しむために、第25回放送の振り返りと今後に向けたポイントをお伝えしたい。ちなみに本日9月24日は“お笑いラジオスターウィーク”として、芸人『オズワイルドのANN0』が放送されるので、今夜はそちらを楽しんでいただきたい。
27時からオールナイトニッポン0です!!よろしくお願いします!
なんか俺ら顔どした?#水溜りボンドANN0 pic.twitter.com/hnv0H0dwtv
— カンタ(水溜りボンド) (@kantamizutamari) September 17, 2020
『ナイナイANN』の“水溜りコーナー”消滅
水溜りボンドが4月に新パーソナリティとして就任して以来、前番組のANN1部である『ナインティナインのANN』エンディングでは、リスナーから寄せられた水溜りボンドの情報を元にナイナイがイジる“水溜りボンド情報”のコーナーが設けられていたのだが……なんと今回より、そのコーナーがあっさり消滅! コーナーからの流れで、二人がナイナイにコメントを送り、ラジオが始まるというのが通常だったのだが、急に前触れなく“終わった”ことで、二人も「嘘でしょ!? こんな感じで終わるの!?」と困惑を隠せない様子だ。
原因として思い当たるのは、前回のスペシャルウィークゲストで出演したロンドンブーツ1号2号・田村淳のあの言葉。「オープニングはナイナイさんの二人も聞いてるから、ちょっとずつカマシを入れてってほしい」「『お疲れ様でした』じゃなくて、『後半なんかバテてましたね』でいいよ!」と、ナイナイに放送上で仕掛けていき、ANN1部を乗っ取るくらいの勢いで自由に暴れてほしい、という淳なりの愛だった。しかし、助言を受けている最中も「そんなことできないですよ!」と震え上がっていた水溜りボンド。「来週楽しみに聞いてるからね」とだけ言い残して、去って行った淳だったが……まさか、“カマす”までもなく、“水溜りボンドのコーナー”が消失するとは!
「絶対、淳さんのせいだって!」「嵐を巻き起こして去って行った……」と笑うしかないと思われた二人だったが、大恩人である淳が蒔いていった“お笑いレジェンドとのプロレスの種”を育てるべく、「これからもっとナイナイのラジオ良くなってくんじゃね?」「がんばれよ」と、しっかりカマシを入れるのであった。
「俺たちは行儀よくしすぎていた」
🐳#水溜りボンドANN0🐳
ありがとうございました🙌#ロンブー #田村淳 さん生登場‼️かつてなくYouTubeの話をした放送は
radikoタイムフリーでもう一度聴けます✨https://t.co/2WxfCFICu7淳さん、ありがとうございました‼️ pic.twitter.com/z7NLY7Eeaj
— 水溜りボンドのオールナイトニッポン0 (@mizuann0) September 10, 2020
前述の通り、前回放送でゲスト出演した田村淳(https://realsound.jp/tech/2020/09/post-620755.html)。芸歴27年にしていまだトガりを忘れていない淳節が炸裂した放送回を、二人も「あの日は目バッキバキになって寝れなかった」「今まで深夜ラジオで行儀よくし過ぎてたなと思った」と振り返った。ANN初のYouTuberレギュラーパーソナリティーを任されたことで、それに対する感謝と、全YouTuberを背負う責任感が大きくなってしまったことで、“自分たちらしさ”を忘れていたと語った。しかし、「その感じも、もうそろそろ良いっしょ」とする二人の今後の伸びやかな展開に期待大だ。
有田・かまいたちから“おもてなし”
📢12日(土)夜🌙10:10 の #有田P
\ゲストは #水溜りボンド 🦒🦁/#水ボン に聞いた‼️
とにかく #バズる 条件を...#かまいたち と #しずる のネタに
入れ込んでみた👀📝どんな風にネタに入れ込む?🤔
お楽しみに✨https://t.co/jiYQwKlhiF
— 有田Pおもてなす (@nhk_aritap) September 10, 2020
今年は『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)をはじめとしたバラエティ番組に多数出演している水溜りボンドだが、9月12日にはくりぃーむしちゅー有田哲平がMCをつとめるTV番組『有田P おもてなす』(NHK)に出演。同番組では“一流有名人を笑いでおもてなす”といったコンセプトで、かまいたち、しずる、そして大学のお笑いサークルの先輩だったというフランスピアノも出演し、二人のために作った書下ろしたネタが目の前で披露された。
かまいたちのネタでは、冒頭で“水溜りボンド”が大木“凡人”と勘違いされながら紹介され、二人が事前のアンケートで「YouTubeでバズる要素の一つ」だと回答した“内輪感”までもが盛り込まれた。さらに、水溜りボンドが過去にM-1の予選を見に行っていたという前情報をもとに、かまいたちがミルクボーイに優勝をさらわれた“あの”M-1の名場面も再現されるという、お笑いフリークである二人にとって垂涎の内容に。続いて、しずるのネタではコント中に、YouTubeを思わせる“広告”が突然流れたり、二人からのリクエストである「相方にドッキリを仕掛けてほしい」という要素も加えて、しずる池田の父親の手紙が急に読み出されたりと盛り沢山だった。
今回の放送ではその裏話として、「マジで楽しかった、最っっ高!」と前置きした上で、大好きなかまいたちやしずるが、自分たちのためにネタを作ってくれるという状況に、「いくらお金を払っても叶わないことだよ!」と大興奮で語る。立ち位置的に、有田の隣に座ることになったトミーは、「緊張で本番笑えないんじゃないか?」との心配もあったが、有田の二人への気遣いや優しさによって、だいぶ解きほぐされたようだ。
オンエア日には、同級生と一緒に“偶然を装って”放送を楽しんだというトミー。“同級生のトミーが数々の有名芸能人におもてなしされている!”ということで、当日は大スターとなったようだ。偶然を装いながらも同級生に自慢したかったそのときの自分を、トミーは「カマシまくり男」と揶揄しており、カンタからも「うわ! やってんなぁ!」と、その恥ずかしい一面をイジられるのだった。