君島大空、青葉市子、Serph、DJ TASAKA、Machinedrum……小野島大が選ぶエレクトロニックな新譜9選
毎回エレクトロニックな新作から選りすぐりの作品を紹介するこの連載ですが、今回は日本人アーティストによる秀逸な作品が揃いました。 …
日本屈指の超絶スクラッチを繰り出すDJ TASAKA。18歳でヒップホップDJとして活動を開始するが、石野卓球や田中フミヤらのプレイに衝撃を受け、テクノへと移行。今は無き、浅草のレコード・ショップ<DUB HOUSE>の店員を務めていた頃に石野卓球と知り合い、97年、パーティ<LOOPA>のレギュラーDJに抜擢される。その後、電気グルーヴの『VOXXX』(00年)にて共同プロデュースを手掛け、ライヴにもターンテーブリストとして参加。さらに、カガミとのパーティ<DISCO TWINS>や、海外のレイヴ/イベントでも活躍し、ヨーロピアン・テイストの濃いエレクトロニカルかつアッパーな選曲で、狂信的な支持を集める。
初のミックス・アルバム『LOOPA MIX』(01年)では、クラブでのプレイを生々しく伝える構成力と、絶妙なアクセントとなるテクニックを披露。クラウドの舞踏精神を完全にロックする類稀なDJセンスをアピールした。また、ここに収録された自作の「ganz ganguro」(00年)や「Loopa Trooper」(01年)も、他のヨーロッパ勢にまったく引けを取らない強烈な存在感を発揮。DJから世界的な一流トラッカーへの成長を期待せずにはいられない。
毎回エレクトロニックな新作から選りすぐりの作品を紹介するこの連載ですが、今回は日本人アーティストによる秀逸な作品が揃いました。 …
テレビやラジオや各雑誌やウェブ等のメディア、それも朝のワイドショーや『SMAP×SMAP』にも出演するなど、ドキュメンタリー映画…