Crystal Kayの記事・ニュース・画像一覧

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父はニューヨーク生まれのアフリカ系アメリカン、母は韓国生まれのシンガー、自身もアメリカ国籍を持つクリスタル・ケイ。そのような環境からか、彼女にとってブラック・ミュージックは幼少の頃からもっとも身近な音楽であった。
99年、シングル「Eternal Memories」にてデビュー。続く2ndシングル「Teenage Universe-Chewing Gum Baby」にて早くもその才能は大爆発。ゴスペル/ソウル/R&Bと流れる黒人音楽の歴史を一身に背負ったかのような、ディープでまったり、なおかつセクシーな趣のヴォイスは圧倒的であり他の追随をまったく許さなかった。00年3月には1stアルバム『C.L.L.-Crystal Lover Light』を発表。
その後01年、映画『サトラレ』のエンディング・テーマ「LOST CHILD」で藤原ヒロシ・大沢伸一とコラボレートしたのを皮切りに、T-KURA、VERBAL(m-flo)らトップ・アーティストと仕事をこなしていく。02年8月には、☆タカハシタク(m-flo)プロデュースの「hard to say」をリリース。SPHERE of INFLUENCEとSORA3000(Jesse from RIZE)をフィーチャリング・ラッパーに迎えたこの極上ポップ・ダンス・チューンは、ストリートを中心に圧倒的な支持を集め、外資系CDショップで軒並みTOP10入りのスマッシュ・ヒットを記録する。同年10月にリリースされた3rdアルバム『almost seventeen』では、週間オリコン・チャート初登場2位という快挙を成し遂げ、最も期待する若手女性アーティストとして数々のメディアから注目を集める。03年11月、ヒット・シングル「Boyfriend -partII-」やm-floとコラボレーションを果たした「I LIKE IT」を収録した4thアルバム『4 REAL』を発表。デビュー5周年を迎えた04年6月には、ファン投票によって収録楽曲を決定した企画アルバム『CK5』をリリース。
05年5月、フジテレビ系ドラマ『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』の主題歌「恋におちたら」を発表、今までになくキャッチーで親しみやすい楽曲だったため、幅広い層のリスナーから支持を得る。10月には“日本が誇る実力派2大アーティストのコラボ”と発売前から話題を博し、『TOYOTA「WiSH」』CMソングとしてもオンエアされていたCrystal Kay×CHEMISTRY名義のシングル「Two As One」がロング・ヒットを記録。
06年2月に、ジャネット・ジャクソンらを手がけ、全米で活躍するプロデューサー・チーム“ジャム&ルイス”をプロデューサーに迎えたダンス・チューン「Kirakuni」を収録した6thアルバム『Call me Miss...』を発表。07年1月、映画『僕は妹に恋をする』のエンディング・テーマとして、切なく壮大なバラード曲「きっと永遠に」をリリース。
着々とキャリアを重ね、表現力/歌唱力に磨きをかけてきた彼女だったが、7thアルバム『ALL YOURS』(07年)では、遂に念願のオリコン・アルバムチャート初登場1位を獲得。躍動感に溢れ、少しハスキーで甘く切なく胸に響くその歌声は、現行のJ-POPシーンで唯一無二の存在感を放っている。また、はちきれんばかりのエネルギーを全身から放っていた少女期を知る者ならば、ここ数年の間に見せた、一人の女性としてソフィスティケイトされていくヴィジュアル面の変化にも感慨深いものがあるだろう。PVで見せる表情や仕草に漂うセクシーさたるや、思わずハッと息を飲むほどだ。——少女から女性へと華麗なる変貌を遂げたヴォーカリスト、クリスタル・ケイ。キャリアの新章を迎えた彼女が、これから先どのように我々を魅了してくれるのか、大いなる期待を抱かずにはいられない。

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