『初恋DOGs』ナ・イヌが笑顔の裏に滲ませる孤独 “ただのソハ”を肯定する愛子の優しさ

家柄や肩書きに惹かれて近づいてくる人が大半の中、そんなものを取っ払った上で、ただの自分を見つめてくれ、認めてくれる愛子のような存在はソハにとってさぞかし新鮮で貴重だろう。

これまでは快といる愛子の姿をソハが見つめるというシーンはあったが、今話で初めて、ソハと愛子の距離が縮まったところに快がそっと居合わせる逆転現象が描かれた。この何とも言えないトライアングルはどう展開していくのだろうか。厄介なことに愛子が所属する弁護士事務所はウロアグループ側につくことになり、“将軍”を巡って快と敵対する立場に置かれてしまう。ただでさえ人間不信な快との間に大きな亀裂を生じさせてしまいかねないフラグにもすでに心が痛い。

さらに、ラストに新キャラが登場する。動物保護施設の件で快を訪ねてきたのは、学生時代の写真にも肩を並べて写っていた相良(森崎ウィン)だった。なんだかやけに自信に漲っており、こちらを試すような視線を投げかける相良と、一瞬にして緊張が走り表情が強張る快との間には何やら因縁があったようだ。相良は何のために快の前に今再び現れたのだろうか。
TBSドラマチームと韓国の制作会社STUDIO DRAGONが初の共同制作を務める、愛犬同士の一目ぼれから始まるラブストーリー。離婚訴訟を専門に手掛ける敏腕弁護士・愛子、獣医・白崎快、韓国からやって来た御曹司ウ・ソハの奇妙な三角関係が描かれる。
■放送情報
火曜ドラマ『初恋DOGs』
TBS系にて、毎週火曜22:00〜22:57放送
出演:清原果耶、成田凌、ナ・イヌ、萩原利久、宮澤エマ、なだぎ武、野呂佳代、永瀬莉子、NOA、円井わん、坂井真紀、深田恭子、岸谷五朗
原案:『DOG한 로맨스』(Studio TooN・LINEマンガ連載中)
脚本:金子ありさ
演出:岡本伸吾、ノ・ヨンソプ、伊東祥宏
プロデューサー:宮﨑真佐子、荒木沙耶、車賢智
協力プロデューサー:キム・ギョレ
共同制作:STUDIO DRAGON
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hatsukoi_DOGs_tbs/
公式X(旧Twitter):@hatsukoi_dogs
公式 Instagram:hatsukoi_dogs
公式TikTok:@hatsukoi_dogs























